休校で保護者のかたが感じるストレスとは?アンケートで分かった傾向とは

新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校や学級閉鎖が実施される学校もあるなか、お子さまの生活を支える保護者のかたへの負担が大きくなっています。

ベネッセが1月28日〜2月2日に実施したWebアンケート「休校・学級閉鎖になると、どんなことにストレスを感じますか?」では、約6割の保護者のかたが「子どもの学校や勉強のフォロー」と回答。
「お昼ごはんに、あまりちゃんとしたものを用意してあげられない」
といったご自宅での昼食準備に悩む声も見受けられました。

この記事では、アンケートに寄せられたコメントをもとに、保護者のかたがお子さまの休校に際してストレスに感じていることと、休校中の生活を乗り切るヒントをお伝えします。

この記事のポイント

6割の保護者が「子どもの学校や勉強のフォロー」にストレス

全体の傾向を見ると、保護者のかたにとって特に大きな負担になっているのが「子どもの学校や勉強のフォロー」。全体の59%のかたがストレスの要因に選んでいました。

約6割の保護者のかたがストレスの要因に挙げ、家庭学習や宿題の声かけ、お子さまが集中できる環境づくりなどに苦慮しているというコメントが寄せられました。

  • 「3歳の弟がいるので、家庭でオンライン授業になると集中させてあげられない」(小3)
  • 「学校に行っているはずの時間、なんとか勉強をやらせようと四苦八苦」(小1、小4)
  • 「今回初めて休校措置となり、学校からの課題の多さと、家での過ごし方にかなり悩まされました」(小1)

きょうだいのいるご家庭では、下の子が遊んでもらいたがって集中するのが難しい、きょうだいでのケンカが増えるといった困り事が増えているようです。

また、低学年のお子さまの場合、オンライン授業を1人で受けることが難しいため、保護者のかたが授業の間ずっと隣でサポートするのが大変という声も。

  • 「となりで親がサポートしなければならないので、夫と交代で仕事休んだり遅刻したり大変でした」(小2)

お子さまの学習のために、多くの保護者のかたが奮闘を続けている様子がうかがえます。家で過ごす時間が長くなったことで、いつもと違うサポートも多く、保護者の方も勉強の声かけを何度もして、疲れてしまうこともあるかと思います。

保護者の方ががんばって声をかけてみても、お子さまがなかなかやる気にならない場合は、まずは勉強を始めるハードルを下げたり、遊ぶ場所と勉強する場所を分けたりしてみてはいかがでしょう。

お子さまの学習サポートのコツを以下の記事でご紹介していますので、お子さまに合ったやり方にアレンジしつつ試してみてください。高学年のお子さまには「メタ認知」を意識した声かけも有効です。

関連:家庭学習が思うように進まない…計画の立て方とやる気が起きないときの対処法4つ

関連:忙しいママにこそ試してほしい!小学校低学年の子どもの勉強をサポートする3つのコツ

関連:良いことだらけの「メタ認知」ってナニ?今からすぐ出来る育み方を紹介

自宅での昼食が増え「食事やおやつの準備」が負担に

勉強のフォロー以外で52%の保護者のかたが挙げたのが、「食事やおやつの準備」でした。

自宅での食事回数が普段より増えることで、食事中の声かけや洗い物なども増加。お子さまの健康のために「ちゃんとしたものを食べさせたい」と思っても、お仕事があるとゆっくり準備もできないといったことが、ストレスの理由になっているようです。

  • 「お昼ごはんに、あまりちゃんとしたものを用意してあげられない」(小3)
  • 「在宅勤務しつつ、子どもの課題も見つつ…食事支度。会社員と先生と母の三役を同時進行はキツすぎます。普段なら、同時には起こらない」(小2)

食事やおやつの準備は単純に回数が増えただけでなく、他の要因とも絡み合っていることが大きな負担増につながっていることがわかります。

ご自宅での昼食やおやつを毎回きちんと用意するのは、とても大変なことです。下の記事では、栄養をたっぷりとりつつ、10分や20分で作れるレシピやフライパンひとつで作れるレシピなど、保護者のかたも少しラクをできるレシピをご紹介しています。

関連:【休校中の強い味方!】簡単ランチレシピ100選 子どもが飽きない!栄養たっぷりメニューが満載

定番の食材でもさまざまなアレンジが楽しめますし、つくりおきができるレシピもありますので、ぜひご活用ください。

子どもの生活の乱れにイライラ…

アンケート結果から、休校・学級閉鎖で子どもたち自身の生活リズムが崩れてきていることもわかりました。半数以上の保護者のかたが「子どもの生活リズムが乱れる」(51%)、「子どもがYouTubeやゲームばかりする」(50%)ことにストレスを感じていると回答しています。

  • 「オンラインのゲームを友達としています。長時間することもあり、対策を考える必要性を感じています」(小3)
  • 「目を離せばすぐにスマホで動画を見たり、友達とグループLINE通話をしながらゲームばかり」(中1)

同時に、お子さまの精神面での負担を心配する声や時間を持て余している姿を伝えるコメントも多く寄せられました。

  • 「子ども自身の外出も控えるように呼びかけがあるので、家の中に家族といるしかなく、期間が長くなると子ども自身のストレスになりそう」(小2)
  • 「子どもが時間をもてあまして、何する?と聞いてくる」(小2)
  • 「お友達にも会えなくてかわいそう」(小4)

子どもたちがスマホや動画、ゲームに多くの時間を使ってしまうことには、友達と会えない、外出できずストレスがたまっているといった事情もあるのかもしれません。普段通っている習い事なども、休校・学級閉鎖になると通えなくなっている状況です。

そうした生活の大きな変化が、生活リズムの乱れにもつながっているのでしょう。

同時に、外出制限によってお子さまの健康に影響が出ることを心配する声も見受けられました。

  • 「もともと早寝早起きの生活ですが、あまりにも長期の休みになると少しずつ時間がずれていきます」(小6)
  • 「オンライン授業の整備がまだ整っていないのでお休み中に出された宿題をやるのみですがすぐ終わってしまうのでそれ以外は遊んだりゲームしたりでリズムが狂いまくり」(小1、小4)
  • 「子どもの運動不足、日光に当たらないことでの影響(うつなど)」(小3)

こうしたコメントから、休校・学級閉鎖が保護者のかたと子どもたちの両方に大きな影響を及ぼしていることが、あらためてわかります。

大人も子供も、いつもと違う環境では、やる気になれない時があるのはあって当然のこと。
大事なのは、保護者のかたが、お子様のことで、ストレスをためすぎないこと。

保護者のかたが疲れずに、かつお子さまの自己肯定感を傷つけずに上手に声かけするには、「とりあえず1問方式」や「模擬時計」の活用などが考えられます。以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

関連:突然の休校。子どもが家でダラダラ。親のストレスが溜まります。[教えて!親野先生]

外出制限で運動不足が気になるお子さまには、次のようなおうちエクササイズも効果的です。

関連:簡単!運動不足解消のための、おうちで出来るエクササイズはコレ

低学年のお子さまなら、保護者のかたやきょうだいと一緒にやるとゲーム感覚で楽しめるでしょう。高学年のお子さまの場合は、「ここを通るときは、このエクササイズをやる」などのルールを設けたり、ポイント制にしてご褒美を用意したりするのもよいかもしれません。

まとめ & 実践 TIPS

休校・学級閉鎖が実施されない場合は感染拡大の心配があり、休校・学級閉鎖が実施されればお子さまのサポートによる大きな負担増がある……。

先の見えにくい板挟みの状況で、お子さまも保護者のかたも不安な気持ちのまま試行錯誤を迫られ、とても大変な生活が続いていることと思います。

家事の負担を減らせる方法や気分転換になる方法を取り入れることで、気持ちが少しラクになることがあるかもしれません。

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出典:
アンケート「休校・学級閉鎖になると、どんなことにストレスを感じますか?」|ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp/qa/nayami/20220128-1.html

調査地域 全国
調査対象 小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間 2022年1月28日~2022年2月2日
調査手法 Webアンケートによるベネッセ調べ 有効回答数 1,586名

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