新6年生 最高学年になるにあたって春休みに取り組んでおきたい学習面、生活面のポイントは?

小学校の最高学年である6年生になると、委員会やクラブ活動、学校行事の係などで下級生を引っ張っていく立場となり、学校の中でリーダーとしてがんばらなければならない場面がたくさんあります。
いよいよ最高学年となるお子さまに、おうちでは何をしてあげたらよいのか、学習面や生活面で、春休み中の総仕上げとして押さえておきたいポイントをお伝えします。

(赤ペン先生 河原)

この記事のポイント

学習面では「まちがえた時の見直しかた」を一緒に

5年生では学習内容がぐっと難しくなったため、この1年で勉強に対する苦手意識が募ってしまったお子さまもいらっしゃるでしょう。まちがえたところやわからないところをそのまま放置すると「つまずき」が始まり、やる気がどんどん減退します。そうなる前に、少しでも「つまずき」を解消してあげたいですね。

とは言え、おうちの人がべったり張り付いていることをよしとしない年齢でしょう。
そこで、つまずきのある単元を1つだけ取り上げて基礎的な問題を解いてもらい、「まちがえた時の見直し」を一緒にやってみることをお勧めします。「どうしてまちがえたのか」「どう考えたら正解になったか」を一緒になぞることで、見直しのコツをつかんでもらいましょう。

小数や分数の計算、公約数・公倍数などは今後あらゆる問題の中でずっと使われる大事な基礎知識です。そこにつまずきがある場合は、優先してみてあげるのがよいと思います。

生活面では「好きなことを見つける時間」づくりを

高学年になるにつれ、ゲームや動画を見る時間が、ついだらだらとルーズになりがちに。
刺激が強く中毒性がある楽しさなので、お子さまが自制することは難しいようです。

そこで、こんなルールはいかがでしょうか。何時から何時までは、ゲームをしたり動画を見たりしない、それ以外だったら「何をしてもよい」とするのです。
初めのうちは「たいくつー、何していいかわかんなーい」と文句の嵐が吹き荒れるかもしれません。でもきっと、お子さまは自分自身で「何か」を始めることでしょう。

「何をしようか」「何をしたら自分を楽しませることができるか」と考えるのは、とても意味のある時間です。自分の楽しみを見つけ、それに夢中になることは自分を肯定することにもつながります。自由な時間を電子機器以外の何かで楽しむ機会を作ってあげることを、ぜひお勧めしたいと思います。

思春期突入前のお子さまとたくさんの触れ合いを

この時期以降の子どもたちはみな、透き通ったガラスのハートの持ち主となります。

壊れ物として扱う必要はありませんが、純粋で繊細な心を自分自身でコントロールすることが難しい時期に突入することを頭の片隅に留めておかれるのが良いと思います。

そんな時期を迎えるお子さまにとって、何があってもおうちの人は絶対に味方なのだ、という認識がとても大切です。まだ親子の距離ができていない今、一緒に楽しい時間を過ごし、できるだけ多く触れ合い、ゆっくり話を聞くことで、この大切なメッセージをたくさん発信してあげてください。

まとめ & 実践 TIPS

「最高学年」になるお子さまの心境は、嬉しさ半分、不安半分、といったところでしょうか。
おうちでできるのは、「見守られている」という安心感を持たせてあげることだと思います。
つまずいても立ち上がれた。様々なことに挑戦できた。おうちの人の見守りの中で小さな自信を積み重ねたお子さまは、やがてかっこいい6年生へと成長します。小学校生活最後の一年のスタートを、さりげなく温かなサポートで応援しましょう!

赤ペン先生 河原はるこ

赤ペン先生 河原はるこ

赤ペン先生歴8年。4年生担当。
高校生の時、「赤ペン先生」の心のこもった美しい字のおたよりに励まされた思い出があり赤ペン先生に。子どもたちへは、「まちがえるのは恥ずかしいことではない!」「どんどんまちがえましょう!」という想いを持ちながら、一生懸命に書かれた解答を尊重し、大切なポイントが一目でわかる指導を心がけている。
趣味:読書とフルーツ酢作り
自己紹介:のんびり屋、でも好きなことには熱い一面も。
中高生三児の母。

プロフィール

赤ペン先生

赤ペン先生は「進研ゼミ」の選考に合格し、ゼミ独自の研修・教育を通じて、教科の学習内容やお子さまの力を伸ばす指導法などを学んだ人です。 お子さま一人ひとりの解答状況や学習の到達度に合わせて、丁寧に添削・指導いたします。 ※「赤ペン先生」は(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。

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