「先生に言うよ」「ママに怒られるよ」はNG!叱る時に言いがちな責任転嫁の言葉のデメリット

子どもを叱る時、「先生に怒られるよ」という言い方をすることはありませんか? 結構効果がある一言なので、使ってしまう人も多いでしょう。でも、この叱り方はおすすめしません。子どもにも、そして叱る時に出された人にも、マイナスになってしまう可能性があるのです。

この記事のポイント

こんな言葉使ってない?叱る時に避けたい責任転嫁ワード

子どもを叱る時につい言ってしまう、責任転嫁の言葉。たとえばこんなものがあります。

  • 「先生に叱られるよ」
  • 「お店の人に怒られるよ」
  • 「そんなことしたらママに怒られるからね」
  • 「パパが帰ってきたら叱ってもらうから」
  • 「怒られるよ」

怒っているのは保護者のかたのはずなのに、これでは「人のせい」にしてしまっています。無意識かもしれませんし、そんなつもりはないかもしれません。でも、子どもはその言葉をそのまま受け取ります。そうすると、いろんなデメリットが出てくるのです。

「怒られるよ」を使うと起きるデメリット

「怒られるよ」ばかりを使っていると、子どもだけでなく責任転嫁された人にも悪影響が及びます。

・叱られている本当の理由がわからなくなる

「誰かに怒られる」を多用すると、どうしてその行動をやめなければならないのかがわからなくなります。「怒られるからやめる」「怒られるから言うことを聞く」と思ってしまうからです。これでは本当に伝えたいことが伝わりませんよね。

さらに、これがひどくなると「怒られなければやってもいいんだ」と考える可能性もあります。これでは、叱った意味がありませんよね。保護者のかたも、子どもにそのような考え方をしてほしくはないはずです。

・責任転嫁された人を悪く思うようになる

叱るのは、叱る本人(保護者のかた)の意向です。「お店の人に怒られるよ」と言ったところで、お店の人はそんなつもりはないかもしれません。つまり、勝手に他の人を悪者にしてしまっているということ。知らないうちに「あの人は怒る人」なんてレッテルを貼られていたら……嫌ですよね。

よくあるのは、先生やお店の人、お医者さんなど。でも、実は家庭内でも使うことがあります。たとえば、「片付けないとママに怒られるよ」とパパに言われたこと、ありませんか? あまり良い気はしませんよね。「私ばかり悪者にしないで」と思うかもしれません。本人が意図していないところで、「怖い」「悪い」というイメージをつけるのはやめたいですね。

叱る時はシンプルに理由を伝えよう

叱る理由がしっかりしているのであれば、人のせいにする必要はないはずです。「道に飛び出すと危ないよ」「叩いたら悲しい思いをするから口で言おうね」など、シンプルに伝えればOK。叱る側もきちんと責任を持つことが大切です。

ただ、「怒られるから(罰を与えられるから)」という理由で行動を正す場面もあります。「お店のものを勝手に盗むとおまわりさんにつかまる」は、これに当てはまるでしょう。特にまだ幼い頃であれば、こういった叱り方も必要になります。でも、いつまでもこの叱り方を繰り返すのはNG。賞罰だけを基準に動くようになってしまい、内面が育ちません。子どもの成長を止めないように、大人も叱り方を考えていく必要があります。

まとめ & 実践 TIPS

「怒られるよ」はつい言ってしまう言葉ですが、無意識のうちに周りを巻き込んでしまっています。責任転嫁された側は、良い気持ちがしません。すべての人にとってマイナスになってしまうので、なるべくやめていきたいですね。

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