「子どもを叱る時は目を合わせる」にこだわりすぎてない?もしかすると逆効果かも!?

子どもを叱る時は「その場で、短く、視線を合わせて」と言われますよね。叱る側が心がけてほしい大切な方法です。ただ、この「視線を合わせる」にこだわり過ぎてはいませんか? 自分が見ることは大事ですが、相手に強要しすぎると逆効果になる可能性があります。

この記事のポイント

叱られている時は視線をそらすのが当たり前

叱られた時、あなたは相手の目をじっと見ることができますか? おそらく、難しいのではないでしょうか。うつむいたり、見ているつもりでも口元辺りを見ていたり……。「見ている風」を装って、視線をそらしていることが多いはず。ある意味当然のことですよね。

子どもも同じです。叱られているのに視線を合わせるのは、精神的に大変なこと。しかも、子どもは大人のように「見ている風」ができません。だから、横を向いたりキョロキョロしたりしてしまうのです。

「ちゃんと目を見なさい」にこだわりすぎると逆効果に

きちんと目を見られる子どももいますが、いくら言ってもできない子どももいます。特に、発達障害などの特性があり普段から目を合わせづらい子どもは注意が必要。「目を見る」にこだわり過ぎるとどうなるのでしょうか。

・「目を見なさい」を言い過ぎて本来の内容がわからない

叱っている最中に「ちゃんと目を見なさい」と繰り返すと、本来の話の内容がわからなくなります。「あれ、何で叱られてたんだっけ?」「目を見ないことを叱られているのかな」と思ってしまう可能性も。これでは伝えたいことが伝わりません。話の始めに「こっちを見て」と言うのはよいですが、言い過ぎるのはやめましょう。

・目を見ることに集中し過ぎて話が入ってこない

子どものうちは、複数のことを一度にこなすのが難しいです。つまり、目を見ることに集中し過ぎると、話が入ってこない可能性があるということ。「目を見なきゃ、目を見なきゃ」と集中し過ぎた結果、肝心な話を理解していなければ意味がありませんよね。

・「怖い」という感情だけが残ってしまう

視線を怖く感じる子どももいます。そういう子どもにとって、目をじっと見るというのはストレスです。「叱られている」という状況ですでにストレスを感じているのに、そこに「目を見る」という行為を加えるのは酷。結局「怖かった」という感情しか残らない可能性があります。

目的は「目を合わせる」ことではなく「話を伝える」こと

叱る時に本当に大事なのは、「目を合わせる」ことではなく「話がきちんと伝わる」ことですよね。話を伝える手段として目を合わせることは大事ですが、それが目的にならないように注意しましょう。話の始めに「こっちを見て」と言ったら、その後は必要なことを短く端的に話した方が良い結果になります。もちろん、叱る側はきちんと目を見ていてください。

ただ、子どもの視界に気になるものが入らないように環境を工夫するのは大事です。テレビがついていたり掲示物があったりすると、子どもはそちらに集中しがち。叱る時は、保護者のかたの後ろに何もない場所を選び、テレビなどの余計な音がないようにするとよいでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

目を合わせることは大事なこと。でも、そこにこだわり過ぎる必要はありません。「どんなお約束をしたっけ?」と確認して伝わっているのであれば、視線が合っていなくてもOK。叱る目的は何なのか。目的と手段を間違えないように注意すると、話が伝わりやすくなります。

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