「車が好きな女の子」「ピンクが好きな男の子」はダメ?「男の子でしょ」って言っていませんか

「男の子でしょ」「女の子なのに」という言葉、つい使ってはいませんか? 特に悪気があるわけでもなく、無意識に使ってしまうこともあるでしょう。大人からすると何でもない言葉ですが、もしかするとお子さまを傷つけているかもしれません。

この記事のポイント

なんで「男の子なのに変」「女の子だからダメ」なの?

男の子と女の子、それぞれの持つ一般的なイメージはきっとあるでしょう。たとえば、車や電車、ヒーローものは男の子、ぬいぐるみやお人形、おままごとは女の子といった感じ。色であれば、男の子は青、女の子はピンクというのが定番イメージでしょう。

もちろん、性別によってその傾向があることは事実です。でも、だからといって「男の子はこっち、女の子はこっち」と決めなければならないわけではありません

「男の子だからピンクは変」「女の子は車じゃなくてお人形よ」と言ってしまっているかた。その理由を説明できますか? 「みんなそうだから」「昔からそうだから」というのは、理由にはなりません。大人の勝手な思い込みで、子どもの好きなものを否定してはいけないのです。

性別は関係ない!子どもが好きなものを認めよう

あなたがもし、自分の好きなものを否定されたらどう思いますか? 「この俳優さん好きなんだよね」「このお菓子美味しくて好きなんだ」と言った時に、「え、変じゃない?」「そんなのが好きなんておかしいよ」と言われたらどう感じますか? きっと悲しいですよね。しかも、家族や友人など信頼している人に言われたら、もっと悲しいでしょう。

子どもも同じです。自分が好きだと言ったものを、信頼している保護者のかたに否定されたら傷つきます。「自分は変なの?」「お母さんは僕の好きなものをわかってくれないの?」と思うかもしれません。そんな思いはさせたくないですよね。

大人が今までそう思ってきたもの、世の中のイメージからきているもの、性別の傾向から見られる「普通」といわれるもの。それらを、子どもに押し付けるのはやめませんか?

もちろん、「理解できない」ことはあるでしょう。でも、「認めてあげる」ことはできるはず。保護者のかたに、お子さまと同じものを好きになれと言っているわけではありません。「あなたはこれが好きなのね」と、認めてあげるだけでOKです。

好きなものを「好き」と自信を持って言えるように

保護者のかたの中には、「友達にからかわれるのではないか」と心配するかたもいるのではないでしょうか。たしかに、一般的な性別の傾向と好みが違えば、そういったことはあるかもしれません。昔よりもジェンダーに対する理解が深まったとはいえ、現代でもすべての人が受け入れているとはいえないからです。

でも、そんな時こそ保護者のかたや家族が味方でいることが大切だと言えます。友達に否定されたとしても、「自分の好きなものは好きでいいんだよ」と言ってあげましょう。認めてくれる人がいることで、自信につながります。

自分の気持ちを押し殺して生きていくのはツラいもの。好きなものを好きと自信を持って言えれば、きっと幸せになれるのではないでしょうか。

まとめ & 実践 TIPS

好きなものを否定されるのは悲しいです。それがもし、一般的な「男の子」「女の子」の枠に入っていなかったとしても、みんなが認めてあげられる世の中になっていってくれるとよいですね。そのために、まずは一番近くにいる家族が、子どもの「好き」を認めてあげましょう。

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