鼻のかみ方は「遊びながら覚える」で解決! 具体的な方法をご紹介

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お子さまは、上手に鼻がかめますか? 幼児期だけでなく、小学生くらいになっても難しいものかもしれません。しかも、教えるのはもっと難しい! 上手に鼻をかめるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。今回は、楽しみながら覚えられる方法をご紹介します。

この記事のポイント

鼻をかむのは難しい!

感染症やアレルギーなどで、鼻が詰まったり垂れたりする時。鼻が上手にかめないと、大変ですよね。症状がひどければ、耳鼻科に行って処置してもらうこともありますが、24時間いるわけにはいきません。そうすると、やはり自分で鼻がかめるようになりたいですよね。

でも、鼻のかみ方は意外に高度。鼻から息を出すのも、片方ずつかむのも、小さな子どもには理解しづらいものです。見本を見せてもうまくできないことがほとんどでしょう。いったいどうしたら、鼻をかめるようになるのでしょうか。

遊びながら楽しく覚える鼻のかみ方

鼻をかむには、鼻から息を出せるようになる必要があります。その感覚をつかむのにおすすめなのが、鼻息を使った遊び。今回は、簡単にできる2つの遊びをご紹介します。始めはうまくできなくても、叱ったりはせず楽しみながら続けましょう。

遊びの中で感覚がつかめたら、そのまま鼻をかむ動作に移行すればOK。ただ教えるよりも、スムーズにできるようになるはずです。

・鼻息で的当てゲーム

鼻息を勢いよく出して、机に置いた的を動かすゲームです。的は、ティッシュを丸めたものでOK。悪役のキャラクターを描いた薄い紙を、折り曲げて立ててもよいでしょう。口で軽く息を吹いて動くものなら何でも大丈夫です。

始めは口で息を吹いて感覚をつかんでください。その後、鼻息で同じことをやってみます。この時、必ず片方ずつ息を出せるように、反対の鼻は指で押さえてください。大人が見本を見せてあげるとわかりやすいですよ。的の位置を少しずつ遠ざけていけば、勢いよく息を出すことができるようになってきます。

・鼻息ロケット

鼻の穴に丸めたティッシュを詰めて飛ばします。鼻血が出た時をイメージしてみるとわかりやすいですが、その時よりも少しゆるめに詰めてください。反対の鼻を指で押さえたら、「ふん!」と鼻息を出します。鼻からティッシュが飛んでいけば成功です。保護者のかたと一緒に、どちらが遠くに飛ばせるか競争しても面白いですね。

小さい子どもは、こちらの方が感覚をつかみやすいかもしれません。ただし、ティッシュを小さく丸めすぎると鼻の奥に詰まってしまうので注意しましょう。小さいおもちゃやお菓子なども詰めないよう、お約束をしてから遊んでください。

小さい頃から鼻をキレイにする気持ち良さを教えておこう

やり方がわかっても、自ら進んで鼻をかめなければ意味がありません。そのためには、鼻をかめない時から「鼻をキレイにすること」を習慣づけておく必要があります。

まだ赤ちゃんの時には、保護者のかたが拭いてあげて「スッキリしたね」「キレイになったね」と気持ち良さを伝えてあげましょう。大きくなってきたら、自分で拭いたり、保護者のかたに知らせたりできるようになるとよいですね。そうしておくことで、鼻をかむことも進んでできるようになるはずです。

まとめ & 実践 TIPS

まだ鼻がかめない間は、吸引器などでの対応も必要になってくることがあります。症状によっては、耳鼻科などを受診することも大切。原因を取り除いてあげるのと合わせて、自分で鼻をかめるようになる練習もちょっとずつしていけるとよいですね。

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