無理はさせたくない!中学生活での塾と学校の勉強バランスはどうすればいい?

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夜遅くまで課題に取り組む我が子の姿に、「塾と学校の勉強のバランスはこれでいい?」と悩む保護者のかたも多いでしょう。

できることなら、どちらか一方ではなく、どちらもバランスよく無理なく取り組みたいですよね。

学校の課題も塾の宿題もバランスよく取り組むためにできる工夫について紹介します。

この記事のポイント

何のために塾に通わせているのか考えてバランスを取る

塾の利用目的は、大きく分けて「学校の補習として」「先取り学習のため」「進学のため」の3つがあります。

どんな目的を持って塾に通わせているかによって、家庭での学習バランスの取り方が変わります。

子どもを塾に通わせるとき、どんな目的で通わせることを決定したか思い出してみてください。

学校より上のランクの内容を学習するために通わせた塾なら、塾の課題に取り組む時間が多くなるでしょうし、学校の補習や先取りとして塾を利用するなら、学校の学習を軸にして学習する必要が出てきます。

バランスの取り方例

  • ・補習として:学校をメインにする
  • ・先取りのため:塾と学校のバランスよく
  • ・進学のため:進学目標に合わせる

学校の課題も塾の宿題も効率化するなら集中力が大切

学校の課題も塾の宿題もしっかり取り組もうとしたとき、鍵になるのが集中力のコントロールです。

集中せずにダラダラ取り組んでいては、どちらの課題も終わらず、睡眠時間だけが削られ、学校でも塾でも集中できない結果になりかねません。

朝学習と帰宅後の学習で取り組む内容を変える、時間を区切って課題に取り組むといった工夫で学習効率を上げることを考えましょう。

たとえば、集中力をコントロールする方法としてポモドーロテクニックがあります。タイマーさえあれば誰でもできるので、子どもに提案してみてはどうでしょうか。

ポモドーロテクニックのやり方

  • ・取り組む課題を選ぶ
  • ・タイマーで25分設定する
  • ・25分間課題に集中する
  • ・5分程度の休憩をはさむ
  • ・タイマー設定と休憩を繰り返す

休みの日にさせればいいは危険!休息時間はとってあげて

課題や宿題が出るとスケジュールを詰め込み過ぎてしまいますが、「休みの日にやればいい」「ゲームしないで勉強だけすればいい」という考えは避けたいところです。

脳も体も適度に休ませてあげないといいパフォーマンスにつながりません。東北大学脳科学研究所監修の「脳を鍛える大人のトレーニング」にも「脳を休めるために」とミニゲームが入っているくらいです。

疲れていたら休み、集中すべきときは集中することが効率的な学習につながります。

まとめ & 実践 TIPS

中学校の課題も塾の宿題も、子どもの学習定着にとって大切な役割を果たすものです。しかし、課題に取り組める時間は限られています。限られた時間の中でバランスよく取り組むには、時間と集中力の管理が大切です。


集中テクニックとしてポモドーロテクニックを紹介しましたが、朝学習など子どもと話し合っていい学習習慣を取り入れられるといいですね。


保護者も子どもも無理のない範囲で、取り組めるようにしましょう。

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