〔幼児のお悩み別〕室内遊びのネタ探しに困ったときのアイデア

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天気の悪い梅雨時期や気温の高すぎる日など、子どもに外遊びをさせたくてもできない日もありますよね。そんな日が続くと室内遊びばかりになり、朝から「今日は子どもに何をして遊ばせればいいのかわからない」となってしまうことも。室内遊びのネタ切れに困った保護者のみなさんのために、室内遊びの工夫アイデアを幼児のお悩み別にご紹介します。

この記事のポイント

〔TVばかり見たがる〕広告など「おもちゃではないもの」で遊ぶ

家にあるおもちゃに飽きてしまっているのか、子どもがテレビばかり見たがるという場合。新しいおもちゃを買い与えるのにも限界がありますよね。そんなときには、チラシや段ボールなど、家にある不要な紙をおもちゃにして遊んでみるのがおすすめです。
例えばチラシであれば、月齢に合わせて紙吹雪にしたり、丸めて雪合戦のようにして遊んだり。ハサミが使えるようになれば、スーパーのチラシで商品を切ってお買い物ごっこするなど、チラシ1枚でも多様な遊び方ができます。
子どもにとっては「自分のおもちゃ以外のもので遊ぶ」ということ自体が新鮮なイベントになるので、楽しんでくれますよ。

  • チラシなどの不要な紙を破る・切る・丸める
  • 段ボールでトンネルや秘密基地を作る
  • 空き箱やマスキングテープで街を作る

〔室内遊びの日は寝つきが悪い〕「脳」を動かす工夫をしてみよう

室内遊びはなかなか体力を消耗しないので、お昼寝をしてくれない、夜の寝つきが悪くなる…という場合は、身体を使うだけではなく「脳」を使わせることを意識してみましょう。
絵具や粘土など、手を使って自由に制作をする遊びは子どもの想像力を引き出すおすすめの遊び方です。年齢的に絵具を扱うことが難しそうであれば、何でもない絵をかいて「何に見える?」と想像させる声がけをするだけでも遊びが工夫できますよ。

  • 手指を使って「制作する」遊びをする
  • お絵描きや絵本で「何に見える?」とクイズを出す
  • 家のなかで「宝探しごっこ」をする

〔一人遊びをしてくれない〕できる家事を手伝ってもらう

家いると、家事を進めたいのに「一緒に遊ぼう!」と呼ばれてばかりで全然はかどらなかったり、近くにいないとぐずってしまったりすることもありますよね。
そんなときは思い切って、家事のお手伝いをしてもらうといいですよ。ハンドタオルを「はんぶんこ!」と言って子どもにたたんでもらうのもいいですし、たたんだものを一緒に運んでお片付けするのも、子どもにとっては「お手伝い」ではなく「遊び」になります。
キッチンでも、火を使っているときは危険ですが、野菜をちぎることは年齢を問わずできるお手伝いの1つ。スプーンなどの道具が使えるようになっていれば、混ぜる、すくって取り分ける、というようなお手伝いもできます。

  • 洗濯物を洗濯ばさみから外してもらう
  • 簡単な洗濯物をたたんでもらう
  • 野菜をちぎってもらう・混ぜてもらう

まとめ & 実践 TIPS

歩くだけで新しい発見ができる外遊びと比べると、室内遊びはマンネリしがち。風船やトランポリンを使うと体力を消費してくれるけど、マンション暮らしなど子どもが走ったりはしゃぎすぎたりすることができない場合もありますよね。
そんなときは、「子どもが新鮮さを感じられること」に誘い出して、室内遊びのネタ切れを解消するといいですよ。

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