【年齢別】安全で楽しい!小さなお子さまのおもちゃの選び方
お子さまのおもちゃ選びに迷ったことはありませんか?
小さなお子さまは、いろいろなもので遊びながら脳や体を発達させているため、お子さまの成長に合ったおもちゃを選ぶことが大切です。また、お子さまが遊んでもケガをしないような安全なおもちゃを選びたいですよね。そこで今回は年齢別にお子さまのおもちゃの選び方についてご紹介します。
0歳頃のおもちゃ選び
0歳頃の赤ちゃんは生まれながらの探求心が豊かです。さまざまなものをさわったりなめたりして外の世界のことを理解していきます。押したり、引っ張ったり、振ったりすることでさまざまな反応が返ってくるおもちゃが楽しいでしょう。
ただし、まだ力のコントロールが苦手で、おもちゃを乱暴に扱ってしまうことがある点には注意が必要です。赤ちゃんの手にぴったり合うサイズのおもちゃや少しの力で遊べるおもちゃを選びましょう。また安全には細心の注意を払うようにします。口の中に入れても大丈夫か、誤飲することはないか、角があったり割れたりしないかといったことに気をつけましょう。
0歳代のころは月齢によってできることが異なり、喜ぶものもどんどん変わっていくため、発達に合わせておもちゃを選ぶことがポイントです。
3ヵ月頃までは目で動いているものを追うことがメインです。モビールやメリーオルゴールなどのおもちゃがいいでしょう。
6ヵ月頃までになると物をつかんで握ったり、口に持って行ったりするようになります。音が鳴るものにも反応する時期であるため、ガラガラや起き上がりこぼしのほか、引っ張ったりつかんだりするおもちゃなどを選んであげましょう。
1歳になるまでにはハイハイを始めたり立ったりするようになり、また叩いたり押したりする動作もできるようになってきます。この頃のおもちゃは大きなボールなど全身を動かすものがおすすめです。また歯がためや布の積み木、ラッパなども喜ぶでしょう。
1歳頃のおもちゃ選び
1歳頃はいわゆる「お気に入り」ができてくる時期です。特に「これは知っている!」「これは見たことがある!」といったものを見つけるとうれしくなるときですので、身近な動物や乗り物、食べ物などを題材としたおもちゃが楽しめます。またわかりやすい色のものや、音の鳴るものにも興味をもちます。
またチャレンジ精神と好奇心が旺盛なのも1歳頃です。昨日できなかったことが今日できるようになるなど成長も著しいため、ワンパターンな遊びにすぐ飽きてしまう時期でもあります。一つのおもちゃでさまざまな遊び方のできるものがよいでしょう。
安全面に関しては0歳時と同様に注意してください。
この頃のおすすめのおもちゃは、玉入れなど小さなボールを使ったおもちゃや、引いて歩くおもちゃです。木馬などの乗れるおもちゃや抱き人形も楽しいでしょう。音を鳴らすのが楽しい太鼓や木琴も1歳頃のお子さまにぴったりのおもちゃです。
2歳頃のおもちゃ選び
2歳頃のお子さまは、過去のできごとを自分なりに再現したり、ごっこ遊びをしたりするなど、イメージが豊かに膨らみ始める点が特徴です。想像力を自由に活かせる自由度の高いおもちゃが適しています。
また2歳頃のお子さまは何でも自分でやりたがります。とはいってもなかなかできずに癇癪(かんしゃく)を起こしてしまうこともあるでしょう。少しずつステップアップして遊べるようなおもちゃがおすすめです。
さらにこの頃になると好みが固まってきます。おもちゃも好きなものだけに偏ってしまいがちです。さまざまなテーマのおもちゃを与えて、興味の幅を広げてあげるようにするとよいでしょう。
2歳頃のお子さまにおすすめのおもちゃには、おままごとセットやハンマー遊びセット、積み木、型はめなどがあります。室内用の滑り台やジャングルジムも楽しめる時期です。また屋外で使える水鉄砲などのおもちゃも喜ぶでしょう。人形はキャラクターものに興味をもち始めます。
お子さまが楽しめるおもちゃが一番!
「何歳頃はこんなことができたり、こんなことを楽しんだりする」というのは個人差も大きく、あくまで目安です。お子さまがおもちゃを楽しんでいるかどうかをよく観察して、お子さまに合っているかどうかを見極めてあげてください。「もう1回する?」とお子さまに直接聞いてみる方法もいいでしょう。もしお子さまがおもちゃを気に入っていたら「もう1回する!」と喜んで言ってくれるはずですよ。
参考:おもちゃの選び方【幼児・年齢別】~遊んでくれる!成長につながる!
http://benesse.jp/contents/toy/index.html