子どもの習い事バレエ 個人教室、バレエ団付属、スポーツセンター費用比較!
バレエは、姿勢や体形がよくなる、人前に立つ度胸が身につく、表現力や感性が豊かになるといったさまざまなメリットがあります。お子さまに習わせたいと思っている保護者も多いのではないでしょうか。
しかし、バレエは衣装なども含め費用がかかるイメージもあり、それが気になるというかたも少なくないと思います。そこで今回は、バレエ教室の種類別に、かかる費用の目安とそれぞれの教室の特徴を合わせてご紹介します。
個人のバレエ教室の場合
個人のバレエ教室のメリットは、身近な教室で本格的なバレエ技術を習える点にあります。家族や友だちと通いやすいところもポイントです。
また、個人教室だと講師のバレエに対する考え方や方針が強く出るため、教室見学をするだけでなく、ホームページやチラシ、実際にお話しするなどして講師の考え方を確かめてから決めるとよいでしょう。
◆入会金、月謝
相場としては、入会金で5,000円~1万円程、月謝は週1回のレッスンで7,000円~1万円程、週2回で1万円〜1万5,000円程が目安です。
◆発表会
通う教室によって差がありますが、1人あたり5万円~10万円程必要な場合が多いようです。多くの場合、この費用の中には衣装のレンタル代やゲストダンサーへの謝礼が含まれています。
また、DVD代や写真代などが別途かかる場合もあるため、よく確認しておきましょう。さらにチケットを自分たちで購入して売るノルマがある場合もあります。
なお、2年に1回など定期的に発表会がある教室の場合は、発表会費用が積み立て式のこともあるようです。
◆その他
バレエ教室の多くは「母の会」というものがあります。これは学校でいうところの「PTA会」のようなもので、月謝とは別に会費が年間1,000円~2,000円前後かかります。「母の会」の会費は、教室のクリスマス会などのイベントなどに使われることが多くなっています。
バレエ団付属の教室の場合
将来のバレエ団員養成を目的としているバレエ団付属の教室のメリットは、プロのバレエダンサーを間近に見る機会がある点や、充実した設備を利用できる点にあります。プロを目指すなど、より本格的に習いたい場合は、こちらがおすすめです。ただし、どこにでもあるわけではないため、お住まいの地域によっては通うのが厳しい場合もあります。
◆入会金、月謝
バレエ団付属の教室は入会金がほかの教室と比べてやや高めで、2万円程です。レッスン料金は一般のバレエ教室と同程で、週1回のレッスンで7,000円~1万円程、週2回で1万円〜1万5千円程が目安です。
また、別途ユニフォームの購入が必要な場合もあります。
◆発表会
衣装のレンタルや施設利用料も含め、10万円程必要になることが多いです。チケットを自分たちで売るノルマがあるかどうかもチェックしておきましょう。DVD代や写真代が別途かかる場合もあります。
◆その他
バレエ団が推奨する舞台鑑賞への参加が必要な場合があります。参加費は2,000円~4,000円程であることが多いようです。
カルチャーセンター、スポーツセンターの場合
本格的に習うというよりも「まずはバレエを体験してみたい!」というお子さまにぴったりな方法が、カルチャーセンターやスポーツセンターのバレエ講座です。
ただし、お子さま向けのコースは少なく、大人向けの講座がメインであることが多くなっています。発表会がないケースが多いことも念頭に置いておきましょう。
また、カルチャーセンターの場合は3ヵ月1クール単位など、入会のタイミングが限られるところもあります。
◆入会金、月謝
入会金はカルチャーセンターやスポーツセンターによって異なりますが、5,000円前後が多いようです。紹介キャンペーンや無料キャンペーンを行っていることも多いため、チェックしてみましょう。月謝(レッスン代)は 3ヵ月で2万円~3万円程が相場です。
衣装や道具にかかるお金は?
バレエ用品にかかる費用もみておきましょう。
まず、レオタードが4,000円程、タイツは2,000円程かかります。バレエシューズは布製で2,000円前後、皮製だと4,000円程必要です。
お子さまの体の成長に合わせて道具も買い換える必要があります。
予算と雰囲気が合うバレエ教室を
お子さまにあったバレエ教室を選ぶことで、お子さまも楽しく続けられ、それが保護者にとっても習いごとを続けるモチベーションにつながります。また、雰囲気だけでなく予算も教室を選ぶうえで大切なポイントです。教室見学をしたり発表会を見に行ったりして、雰囲気がお子さまに合い、かつ予算がご家庭に合った教室をぜひ選ぶようにしましょう。