子どもの英会話 困ったときの「OK」は魔法の言葉

子どもの英会話 困ったときの「OK」は魔法の言葉年々増えている外国人旅行者。せっかくなら、子どものグローバル教育に役立たせたいものだ。ベネッセ教育情報サイトでは、子どもでもできる外国人旅行者との交流のコツについて、「おもてなし英会話」について詳しいカン・アンドリュー・ハシモト氏に話を伺った。

 

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ホテルや長距離列車内などの空間で、ある程度「顔見知り」になったあと、外国人旅行者に話しかけてみましょう。たとえば、ホテルのモーニングビュッフェで連日会って顔見知りになれば、子どもがホテルの宿泊客だとわかりますので、外国人旅行者の警戒もなくなります。そうなったら、ほとんどの外国人は会話に応じてくれるでしょう。同様に、長距離列車内で近くの席になったとき、1時間ほど様子を見て大丈夫そうと保護者の方が判断したら、お子さんに“May I help you ?(わからないことがあれば、お手伝いしましょうか?)”や“Where are you from ?(どちらから来られたのですか?)”と話しかけてみるように促してもよいでしょう。

 

「どこから来たのか」「どこを観光するのか」「どんな日本食が好きか」など、聞いてみたものの返事の意味がわからなくても、こちらからの返事は「OK」だけでじゅうぶん。「OK」は魔法の言葉です。相手もそれ以上は(おそらく)何も言いませんから、安心してくださいね。外国人観光客からすれば、安心できる場所で、日本の子どもから話しかけられておしゃべりをしたというのは、日本旅行の楽しい思い出になること間違いありませんし、それでじゅうぶん満足なのです。

 

英語でのおしゃべりは二言三言かもしれませんが、それを実践することは、お子さんにとってすごくよい異文化体験になります。学校や英会話教室で教わるのとは違う反応があり、会話の際に生じるギャップを経験すること。それが、保護者のかた、そして海外からの旅行者のかた、みんなが楽しめる「おもてなし」となることでしょう。

 

出典:異文化コミュニケーションが子どもの可能性を広げる 英語のおもてなし【後編】 -ベネッセ教育情報サイト

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