育児休業からの復帰直後、子どもとの生活はどう変わる? 対処法は?
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もうすぐ育児休業も終わり、仕事復帰を控えているというママ。復帰後の生活を考えたとき、子どもとの時間がぐっと減ってしまうのではないか、家庭と仕事をうまく両立できるのか…と不安な気持ちを抱えている方も多いと思います。
厚生労働省の調査によると、平成24年度の育児休業終了後の復職者割合は89.8%(※)。仕事復帰後はどんな生活になる可能性があるのか、どう対応していけばいいのかを考えてみましょう。

入園後の子どもは病気ばかり…を計画に含めて考えて
「保育園に入ってからは病気で保育園をお休みしてばかり」ということはよく耳にすると思います。集団生活を送ることで、それまで経験していなかった病気に感染しやすくなってしまうのです。そのため、子どもと過ごす合計時間は減っても、病気の子どもと過ごす時間は増える、ということになります。自由に動くことができなかったり、うまく仕事の都合をつけることができなかったりと、気持ちが落ち着かないこともあるかもしれません。子どもと一緒に過ごすことの辛さばかりが目立ってしまう可能性があります。
しかし、この時期にさまざまな病原菌を体に受け入れることにより、子どもはどんどん強くなり、先々学校生活も送りやすくなります。最初の1年程度は「子どもが病気を繰り返す時期」として仕事の計画を立てるようにしましょう。病気を繰り返すうち、子どもの症状や回復パターンなども見え、対応しやすくなってきます。
復帰後しばらくは親子で「どう過すか」を模索する期間
元気に保育園に通うことができても、子どもが保育園に通いたがらない、一緒にいる間べったりくっついてうまく動けない、などの悩みを抱えるママも多いものです。これを「普段離れていることの反動」と考えることもできますが、必ずしも『離れていること=悪いこと』とすることはありません。大切なのは、限られた時間を上手に過ごして子どもの気持ちを落ち着かせること。日中離れていても、「夜はこんなふうにママと過ごすことができるんだ」ということを理解するようになれば、子どもの気持ちもずっと安定します。
もちろん、誰しも最初から上手に過ごすことができるわけではありません。日々、時間を重ねることによってベストな時間配分や過ごし方がわかり、子どももママとの距離感をつかんでいきます。すべてを100%こなそうとすればお互いに我慢が必要になってしまいますので、最初のうちはできることをできる限りで、と考えるようにしましょう。
周囲の力を借りてペースをつかんでいこう
「復帰後に一番がんばらなければならないのは自分だ」と考えているのであれば、少し肩の力を抜いてみてください。ママが一番辛いという状況こそ、もっとも視界を狭くしてしまうものなのです。周囲の理解と助けを借りていいのだと思うようにしましょう。事前に「こんなことがあるかもしれない、こんな生活になるかもしれない」と十分に話し合っておくことも重要です。利用できるサービスも調べておくと便利です。
復帰直後こそ最も大変なとき。その後は徐々に子どもも、ご自身もペースをつかむことができるはずです。とくに、子どもの適応力は素晴らしいもの。それを信じて、親子で乗り切りましょう。
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