子どもの片付け 成功に導く3つのポイントとは
お気に入りに登録
「子どもに片付けられるようになってほしいけれど、自分も片付けが苦手なのでどう教えてよいかわからない」といった声がよく聞かれる。しかし、そもそも「片付け」とはなんのためにするのだろうか。『ママと子どもの心地いい収納』の著者でライフオーガナイザーの鈴木尚子氏に、親子で取り組む片付けのポイントについて伺った。
***
「片付け」は本来、ものを最も使いやすい定位置に戻すことで、「やりたいことをすぐやれる状態にする」こと。そして、「家族みんなにとって心地よい空間をつくること」です。つまり「片付け」は、見た目を整えるだけでなく、「家族みんなにとって心地よいのはどんな状態か」という、生活の土台となる部分を考えないとうまくいかないのです。子どもに「片付けなさい」と言う前に、ぜひご自身でこの「土台」について考えてみてください。そして、家をもっと居心地のよい場所にするにはどうしたらよいか、家族で話し合ってみてください。
子どもたちは意外に片付けが上手です。たとえばものを「選ぶ」こと。子どもには大人のようなしがらみがないため、好き・嫌い、使う・使わないが実にはっきりしていることが多いのです。なかなかものを選べない子もいますが、「おもちゃは、この箱一つ分だけね」というように、大人が「枠」を決めてあげれば、しっかりと選ぶことができます。また、収納についてもさまざまなアイデアを持っていたりします。ものの選び方やしまい方には、その子らしさが表れます。
片付けやすい環境作りのポイントとして、次の3つがあります。
(1)定量(ものが、「子どもが片付けられる量」になっている)
(2)定位置(取り出しやすく、しまいやすい「住所」が決まっている)
(3)定時管理(片付けるタイミングが決まっている)
このポイントを頭において、ぜひお子さんと一緒に片付けに取り組んでみてください。
出典:子どもと取り組む片付けのコツ 片付けやすい環境づくりとは? -ベネッセ教育情報サイト
あなたにおすすめ
- 入学祝いのお返しは、いつ何を贈ればいい?入学内祝いの相場とマナー
- 小学校英語の授業やテスト、どんな内容? 成績評価で重視されるポイントは?
- 入学式にどんなバッグを持っていけばいい?サブバッグは?持ち物とマナーを知っておこう
- おすすめの「学習マンガ」を分野別に大発表!小学生も楽しめる学習マンガ21選
- 「○○さんと同じクラスにしてほしい」と先生に頼むのは、わがままでしょうか?[教えて!親野先生]
- 親子で楽しむ!サッカー教室 ~シュートを決めよう! インステップ・キック~
- 【どうなる?どうする?娘の大学受験】第11回 国立大本番でのハプニング!
- 小学校低・中学年の保護者のかたは必見!「中間反抗期」をご存知ですか?
- 【どうなる?どうする?娘の大学受験】第6回 併願大、決定!