子どもにあげたい、人気の誕生日ケーキ(保育園・幼稚園編)

 園児ともなると、「自分が欲しい誕生日ケーキ」がはっきりしてきます。ショートケーキ派だけではなく、チーズケーキ派、チョコレートケーキ派も出てくるでしょう。「どんなケーキを食べたい?」と、まず確認してみましょう。選択肢をお子さまに与えて、選ぶ楽しみを一緒に味わい、当日ケーキを目の前にした時の感動、食べる工程まで、誕生日ケーキをとことん楽しみましょう。

 

 


見た時の感動がすごい!立体キャラクターケーキ

 ケーキがまるごと大好きなキャラクターの顔になっている「立体キャラクターケーキ」は、キャラクター好きの子どもの心をぐっととらえて離しません。本体がキャラクターの顔になっているケーキ、あるいはケーキ表面やチョコレートやクッキーのボードにキャラクターのイラストが描かれているケーキもあります。

 

 また、ケーキ本体が乗り物や動物の形になっているなど、形状がユニークでわくわくさせてくれるケーキもどんどん登場しています。ケーキが数字の形をしているものも、盛り上がりますね。

 

 ただ、こういったケーキは色が鮮やかで目をひきますが、「体に害のない色素で色づけしているかどうか」なども確認し、安心して食べられるものを選ぶようにしましょう。

 

 

スポンジが苦手...それなら、アイスケーキやシューケーキを

 誰もがスポンジケーキを喜ぶわけではありません。「スポンジが苦手」という子どももたくさんいます。その場合、「アイスケーキ」や、シュークリームを積んで作られた「シューケーキ」が喜ばれるでしょう。すてきにデコレーションされたアイスケーキやシューケーキも、お店でよく見かけるようになりました。

 

 お店でケーキを選ぶのも楽しいですが、アイスケーキやシューケーキなら、簡単にオリジナルの誕生日ケーキを作ることができます。たとえば、生クリームやヨーグルトクリームを何層か積み重ねたオリジナルのアイスケーキはいかがでしょう。また、アイスクリームはアイスクリームディッシャーを使って丸い形にすると、ころんとかわいく、積み重ねやすくなります。何種類かのアイスを並べたり、積んだりするだけでも豪華に見えます。チョコレートやクッキーで飾ればさらによいでしょう。シュークリームは一つひとつが小さめのものを積み重ねれば、つぶれにくいです。こちらもアイスクリームやチョコレートでデコレーションをすれば、特別感が出ます。

 

 

 ケーキを取り分けて、お子さま自身がどの部分を食べるか選んだり、自分でデコレーションをしたりするというのも楽しいはず。きっとすてきな思い出になるでしょう。

 

 

倉持鎮子

自身も6歳、10歳の子どもを育て、育児・食育・親子問題についての執筆を行うライター。医療・健康・体の不思議、子育て中にもできる美容などにも触れ、さまざまな面から「子どもとの生活」についてのライティング実績がある。講師業では、「脳と体を考える食育」についての情報を提供。

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