はじめてのママ必見! 保護者会ってどんなことするの? マナー編
「保護者会」は、子どもが通う小学校に保護者が集まり、先生がたの話を伺ったり、保護者どうしでPTAの決めごとや意見交換をする会のことを言います。何の説明を受けるのか、何を話し合うのかは、その保護者会によってさまざま。代表的な保護者会と、マナーについてご説明します。
説明会、顔合わせ、役員決め、懇談会、懇親会など、目的はさまざま
保護者が集まる会を総じて「保護者会」と言いますが、目的によって呼び名は変わります。主なものは次の通りです。
【説明会・懇談会】
「入学説明会」のほか、新しい学期の始めにどんな学習を行うかなどを説明する「懇談会」があります。高学年になると「自然教室説明会」「修学旅行説明会」「進学説明会」等、特定の行事についての説明会も開催されます。お話するのは主に先生で、保護者は資料を受け取ったり、先生の説明に対しての質問をしたりします。
【顔合わせ・懇親会】
担任も同席する場合がありますが、保護者が中心となって運営されることもあります。親睦を深めることを目的としていますので、保護者が一人ひとり自己紹介をする、子どもについて報告する、学校やクラスについて意見を言うなど、発言をする機会があります。
【役員決め】
PTA役員や係を決める会で、年度初めに行われます。懇談会や顔合わせ、懇親会の際に同時に行う場合が多いでしょう。学校によっては、立候補、抽選、一定の頻度で行うなどのルールがあります。
まずは可能な限り参加がマナー、何を話すかも考えておこう
いろいろな保護者会がありますが、最も大切なのが「可能な限り参加する」ということです。その場にいるからこそ聞ける話もありますし、子どものお友達の親御さんの顔がわかるというのも大切なことです。事情があって参加できないときには、当日配布された資料をきちんと確認したり、どんなことがあったのか知り合いの保護者に尋ねるようにしましょう。
発言の機会がある場合には、何を話すのかあらかじめまとめておくようにします。長く話す必要はありません。自己紹介の場合には、子どもの名前と自分の名前、子どもが楽しく学校へ通っていることの報告、好きなキャラクターなどを話せば十分です。2,3つメモをしておくだけでも、緊張の度合いはぐっと減ります。
あとは、私語を慎み、話す人のお話をきちんと聞くだけ。保護者会は貴重な情報収集の場と考え、積極的に参加してみてください。