家庭でできるキャリア教育 ポイントは「保護者が先回りしないこと」

家庭でできるキャリア教育 ポイントは「保護者が先回りしないこと」最近よく耳にする、子どものキャリア教育。学校に任せるだけでなく、家庭でできることがあれば知っておきたい、と考える保護者もいるだろう。「子育ての中にこそキャリア教育がある」と提唱する、法政大学キャリアデザイン学部教授の宮城まり子氏に話を伺った。

 

***

 

キャリア教育とは、その子が「どのようなことを大切にして生きたいのか」を子ども自身に考えさせ、そのための行動や勉強につなげていく力を養うことです。その力は家庭の生活習慣の中で、子どもの時からつちかうことができます。

 

たとえば、計画力や主体性、実行力などの力は、朝、自分の力で起床し、授業の準備をして、朝食を食べ、遅れずに登校することで養われます。現状を把握して目的を明確にする課題意識を育てるには、お風呂そうじのような家事を、責任を持ってやってもらうとよいでしょう。

 

うまくいかないことを乗り越える心の強さも、キャリア教育として家庭を中心に育てたいものです。そのために保護者のかたができることは、子どもが考える意欲(シンキング)や行動する力(アクション)を邪魔しないこと。「◯◯ってなに?」とたずねられても、すぐ答えを言わず、「図書館で調べてごらん」などヒントを与えるだけにするなど、シンキングとアクションを育むには、保護者のちょっとしたガマンが大切です。なんでも先回りして与えてしまうと、子どもは待つのが当たり前になり、問題を解決する力や、困難を乗り越える力はつきません。

 

保護者が敷いたレールの上でキャリアやアイデンティティーを形成した子どもは、うまくいかなかった場合、深い挫折感を味わう可能性があります。保護者が望む業種に不採用になったり、就職できたとしても力が発揮できなかったりすると、すぐに自分の方向性を見失ってしまいます。一方、自らの意志でキャリアを形成し、選択した子どもは、同じことが起きても「自分で選んだのだから」と、自力で立ち直ることができるのです。

 

出典:家庭だからできるキャリア教育【後編】社会で求められる力とは -ベネッセ教育情報サイト

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

  • 頑張っているのに成績が伸びない
  • 反抗期の子どもの接し方に悩んでいる
  • 自発的に勉強をやってくれない

このようなお悩みをもつ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。

この記事はいかがでしたか?

おすすめトピックス

子育て・教育Q&A