秋から始める家庭菜園 プロが教える初心者にぴったりの野菜とは？
近年注目されている「食育」。保護者の中には「家庭でも子どもと野菜作りに挑戦してみたい」というかたも多いのではないだろうか。そこで、家庭菜園指導の第一人者であり、NHK「趣味の園芸 やさいの時間」で講師を務める藤田智氏に、この秋から始めるのにぴったりな野菜作りのコツを教えてもらった。
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初心者のかたは、苗から育てられる野菜に挑戦してみましょう。この時期植えつけるのにぴったりなのは、リーフレタスです。いろいろな種類があり、ガーデニング感覚で見た目も楽しめるのが魅力です。水やりと追肥をしっかり行えば、30日ほどで収穫できます。上記の基本の道具に加えて、リーフレタスのポット苗を入手しましょう。野菜作りを成功させるには、日当たりがよく、風通しのよい場所で育てることが大切です。ベランダに壁があり、日が当たらないのであれば、台の上に置いて日の当たる高さまで鉢を高くするなどの工夫をしましょう。
1.プランターに土を入れる
プランターの底に鉢底石を敷き、縁から2～3cm下まで野菜用培養土を入れ、表面を平らにならす。
2.どこに植えるか配置を決める
平らにした培養土の上にポットのまま苗を並べて、配置を決める。株間は20cmあけるとよい。
3.プランターに植える
苗を植える場所に、根鉢と同じ大きさ、深さの穴を手で掘る。根鉢をくずさないように苗からポットをはずし、植え穴に入れる。
4.土をかぶせる
周囲の土を寄せ、根本を軽く押さえる。害虫の侵入を防ぐために防虫ネットをトンネルがけするとよい。
5.水をまく
底から水が流れ出るまでたっぷり水やりをして作業終了。日当たりのよい場所にプランターを置く。土が乾いたら1日1回程度水をあげる。
6.追肥
追肥は2週間に1回行う。
7.収穫
葉の長さが25cmくらいになったら、外側の葉から摘みとって収穫する。
