受験直前のピリピリ期 子どものやる気を引き出す声かけは?  先輩保護者の成功と失敗体験談

受験直前、緊張が高まるお子さまを気遣いながらも、「どう接したらよいかわからない…」とお悩みのおうちの方も多いのではないでしょうか? そこで、先輩保護者に大切なこの時期の接し方を体験談で聞かせていただきました。お子さまとのコミュニケーションにぜひお役立てください。今回は、受験直前のお子さまのやる気を引き出す声かけをご紹介します。

先輩保護者の成功例 こんな声かけで、子どものやる気を引き出しました!

受験直前にかける言葉にはいろいろな思いが込められています。その思いがお子さまにストレートに届けば、 きっとやる気になってくれるはず…。
先輩保護者はどんな気持ちで、どんな声かけをしたのでしょうか?また、それをお子さまはどんなふうに受け止めたのでしょうか?体験談から、成功した声かけ例をいくつかご紹介します。

「お前が選んだ道なら、お父さんもお母さんも一生懸命に応援するよ」

・保護者の気持ち
夢に近づくためにはどうしたらいいか、自分で判断しなさい。そのための努力は惜しむな」という言葉とともに、こんなエールを送りました。
(福岡県/N・S/男性保護者・44歳)

・子どもの気持ち
自分のことを信頼して、応援してくれてるんだな、と感じました。「確かに。自分の夢に近づくために受験するのだから、もう少しがんばってみよう」と思えました。

保護者の応援は、子どもにとって何よりの励ましです。ほかにも、「いつでもあなたの応援団長だよ」と声をかけた、という体験談もありました。

「すごくがんばってるね。英語の成績が前の模試より伸びたね!」

・保護者の気持ち
ほめることはとても大切。より具体的な言い方を心がけたら、子どもも「次もがんばろう」と思ってくれたようです。
(石川県/A・F/男性保護者・41歳)

・子どもの気持ち
努力したことを認めてくれている感じがしました。ただ「がんばれ」って言われたらイラっとするけど、こんな言い方をされればやる気が出ます。

日ごろからお子さまの様子を見守り、子どもの得意・不得意な科目や分野を把握しているからこそ出た言葉です。やみくもな励ましより、がんばったことをちゃんと評価してもらえたことで、お子さまもやる気になれたようですね。

「今日は冷えるから、あったかくして寝なさいね」

・保護者の気持ち
勉強に関してはあまり神経質に言わず、「風邪引いてない?」など、子どもの体調を気遣う言葉をかけるぐらいにしました。
(愛知県/M・Y/女性保護者・48歳)

・子どもの気持ち
私ががんばってるのをちゃんとわかって、バックアップしてくれているんだなって、ほっこりしました。優しい言葉をかけてもらえると、いやされます。

受験直前期の子どもは、保護者が思う以上に全力を出してがんばっています。その努力をちゃんと汲み取り、さりげない言い方で「あなたを見守っているよ」という気持ちを伝えられると、子どもは安心してがんばることができるようです。

体験談にはこの他にも、お子さまが「この言葉でやる気が出た」「前向きになれた」という言葉がたくさん挙げられました。保護者の思いがしっかり届いた言葉の数々をご紹介します。

「最終結果は本番で出せばいいんだよ」

模試の結果が悪くて落ち込んでいたので、こう励ましました。
(熊本県/I・K/男性保護者・45歳)

「あなたを信じてるよ」

後で子どもと話したら、この言葉が一番心に響いたそうです。
(福島県/T・M/女性保護者・50歳)

「今日、何かおもしろいことあった?」

塾の送り迎えの車中では、子どもが好む楽しい話題を心がけました。
(岐阜県/C・I/女性保護者・45歳)

「受験前日まで、実力は伸びるんだよ」

最後まであきらめないよう、このようにハッパをかけました。
(東京都/H・H/女性保護者・54歳)

「あなたの夢は、とっても素敵だよ」

将来の夢について不安がっていたので、よくこう言って励ましました。
(神奈川県/Y・T/女性保護者・45歳)

「力を抜きなさい」

子どもががんばりすぎていっぱいいっぱいになっていたので。
(東京都/K・F/男性保護者・51歳)

「たまには休みも必要だよ」

子どもの心をリラックスさせてあげたくて。
(岐阜県/C・I/女性保護者・45歳)

「来年の今ごろは大学生になってるよ」

自信をなくしがちな子に、「大丈夫」「なんとかなるよ」と、とにかく楽観的な言葉をかけ続けました。
(埼玉県/O・K/女性保護者・40歳)

先輩保護者の失敗例 こんな声かけ、NGでした…。

一方で、残念ながら思いが届かず、逆効果になってしまったという体験談も寄せられました。お子さまからの気持ちも一緒にご紹介します。

「お母さんは何も言わないからね」 (熊本県/M・D/女性保護者・46歳)

・子どもの気持ち
こっちが相談してるのにそう言われると…。見放された気分になります。

「お兄ちゃんのときはもっと…」 (茨城県/K・K/女性保護者・54歳)

・子どもの気持ち
あ~、またそれか。俺は俺なりにがんばってるんだけどなあ。

「○○大(併願大)でいいんじゃない?」 (岩手県/A・T/女性保護者・46歳)

・子どもの気持ち
本命大に向けてこんなにがんばってるのに…どうせ私の実力じゃ無理だって言いたいの?

「ちゃんと勉強してるの?」 (愛知県/H・S/女性保護者・44歳)

・子どもの気持ち
してるに決まってるでしょ!全然信頼してくれてない!

「また休憩?受験生の自覚がないんじゃないの?」 (福岡県/R・W/女性保護者・45歳)

・子どもの気持ち
めちゃめちゃ疲れてて、それでも勉強しようとがんばってるのに…。

「大丈夫なのか?」 (福井県/K・H/男性保護者・44歳)

・子どもの気持ち
一番不安なのは僕なのに、不安を大きくするようなこと言わないでほしい。

同じ言葉でも、お子さまの性格や状況によって響くときと響かないときがあることでしょう。お子さまを思う気持ちがきちんと伝わるよう、まずはお子さまの様子をよく観察してから声かけすることをおすすめします。

まとめ & 実践 TIPS

受験直前には、保護者なら誰もが「やる気を出して、がんばってほしい」と願うことでしょう。とはいえ、その気持ちを言葉にのせて届けるのは、簡単そうで難しいものですよね。同じ言葉でも、お子さまの性格や状況によっては逆効果になってしまうこともありえます。
大切なのは、お子さまの様子をよく観察すること。そして、がんばっていることや不安な気持ちをちゃんと受け止めてあげることです。実際に、先輩保護者の体験談からは、気持ちがちゃんと伝われば「やる気が出る!」というお子さまの様子が伺えました。成功例の声かけを参考に、残り少ない時間を有意義に過ごせるようサポートしていけるとよいですね。

出典:マナビジョン 受験直前のピリピリ時期 子どもをやる気にする言葉とは?
https://manabi.benesse.ne.jp/lab/parent/life/life023/index.html?utm_source=kj&utm_medium=banner&utm_campaign=manabi

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