医師ってどんな職業? どうすればなれる?
世の中にはたくさんの職業があります。どんな仕事内容で、どういう人が向いているのか知っておくことは、自分の可能性を広げるためにも、大いに役立つでしょう。今回は「医師」を取りあげます。
医師とは?
けがや病気に苦しんでいる人を治療し、その回復を促すのが「医師」の務めです。一般的には、病院に勤める勤務医や、自ら診療所を開いている開業医などが知られています。ほかにも、大学病院などの研究機関で医療技術の研究を行う、研究医と呼ばれる役割もあります。
医師の仕事の内容
病院に勤めている勤務医は、そこを訪れる患者や入院患者の治療や診察を行います。開業医の場合、それに加えて医療機器を準備したり、看護師を雇ったりといった周辺業務も行わなくてはならないため、非常に多忙です。泊まりがけで仕事をする当直勤務、休日勤務なども定期的にあるので、決して容易な仕事ではありません。
医師は介護老人保健施設、教育・研究機関や保健所などの衛生行政、保健衛生業務などにも従事しています。医師のニーズは病院の外でも常に絶えないものなのです。
医師になるために必要な資格
医師になるには、まず大学の医学部で6年間技術と知識を学ぶ必要があります。その後、医師国家試験を受験し、医師免許を取得しなければなりません。2014年度の医師国家試験は、受験者数8,632人に対して、合格者7,820人。合格率は90.6%となっています。試験に合格した後2年間は、研修医として現場の経験を積むことになります。
医師の将来性は?どんな性格の人が合っている?
現在医療界で問題になっているのが、「医師の偏在」です。産婦人科や小児科などの科で医師が不足しているほか、都市部に比べて地方の医師不足が叫ばれています。また、社会における高齢者の割合は今後も増え続けていくため、これからの医師は医療だけでなく「福祉」にも精通していることが求められます。こうした社会の変化や、それに伴うニーズの移り変わりを読み取ることのできる人が医師に向いているといえるでしょう。
仕事の中では、看護師など、一緒に仕事をする仲間たちを引っ張り、ときには患者さんやその家族を元気づけることも必要になります。リーダーシップと人の心を理解する優しさを兼ね備えていることが必要です。
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