子どもの意思を尊重するつもりが甘やかしになっている?! 保護者が気にしておくべき2つのこと

「自分で意思決定できる子どもになってほしい」保護者であれば、誰もが願うことでしょう。とはいえ、まだまだ自己コントロールができない部分もある小学生に全ての意思決定を任せるには不安な点も残ります。意思を尊重したつもりが、ただの甘やかしになってしまわないために必要なことを考えていきましょう。

子どもの意思を尊重したつもりが、甘やかしや放任に陥っているケースとは

子どもの意思は、大切に育てたいもの。とはいえ、なんでもかんでも子どもの言う通りにするというのは違和感がありますよね。子どもの意思に甘さや欠陥がある場合は、保護者としてNOと言うこと、その理由を納得させること、代替案を考えるよう促すのも大切な役割です。

子どもの意思を尊重するだけではうまくいかない例として、次のようなことが挙げられます。似たような状況に陥っていることはありませんか?

・友達と宿題をしたい! と言われてOKしたら、集中せずふざけあって時間だけが過ぎていた。しかも、宿題も間違い多数。
・留守番中に友達を呼びたい! と言われたら、溜まり場になるし、家も散らかり放題になってしまった。
・友達と遊びたいからと宿題や次の日の準備もしないまま、帰宅後すぐ公園へ。結局、夜遅くまでかかっても宿題すら終わらない。

上の例で示した子どもの意思も時と場合によっては全てNGというわけではありませんが、大きな問題が潜んでいます。それは、表面的な気持ち優先で、メリット・デメリットや、後工程の想像ができていないまま進めているということ。保護者がこれらを考えさせるフォローをしないまま、子どもの言うことを聞いているだけではただの甘やかしになってしまいます。

「したい」「やりたい」と言われたら、目的と影響を考えさせて!

小学生だと、深く考えないままに「こうしたい」と意思を伝えてくることも多いものです。とはいえ、これは発達段階上ある程度は仕方のないこと。深く考えて意思決定する力を身に付けてもらうためには、保護者の声かけが重要になってきます。

そのときに大切なのは「目的」と「影響」をしっかり考えさせることです。「友達と宿題がしたい」という意思を伝えてきたケースを例にみてみましょう。

・目的を考えさせる声かけ:なぜ友達と宿題をしたいの? 宿題の目的ってなんだろう?
・影響を考えさせる声かけ:友達と宿題したらどうなるかな? 良い点と悪い点それぞれ考えてみよう。

これらの問いかけや、回答を通して、子ども自身も優先順位をつけたり、最適な方法を自分で考えたりすることに繋がるはずです。
子ども自身がたどり着く結論は「まず宿題をやってから友達と遊ぶ」「友達を宿題するけど、ふざけてしまわないように家の人がいるところでする」など様々でしょう。何が正解というわけではなく、目的と影響を考え、しっかり吟味したうえで意思決定をするという経験を積ませることが大切になります。

保護者が尊重したい子どもの意思とは「なんとなくの思いつき」でなく、「しっかり考えられた上でたどりついた最適解」なのではないでしょうか。

まとめ & 実践 TIPS

子どもの意思の尊重と甘やかしや放任は、気を付けないと紙一重。そうならないためには、子どもの「やりたい」「したい」を掘り下げる声かけをすることが大切です。表面的な意思決定にただ従うのではなく、目的は何か、メリットデメリット含めてどんな影響があるかを考えたうえでの深い意思決定ができるようサポートしていきましょう。

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