何度言っても明日の準備をしない!隠れた原因を解消し自分でするまでのステップとは[教えて!赤ペン先生]
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何度も何度も促さないと、翌日の準備を始めない…おうちのかたにとって、こんな気が気でないことはありません。自ら、さっと準備をしてくれたらどんなによいでしょう。でも、「翌日の準備」は、大人が考えるより、子どもにとってハードルが高い作業といえます。家に帰ってから、もろもろの必要事項をこなし、日々変わる時間割をそろえ…気が遠くなる(ように思える)段階を経ないと、準備完了のゴールにはたどり着けません。なかなか準備に取りかかれないお子さまは、もしかすると、この段階のどこかに引っかかりがあって、何となく後回しにしてしまうのでは、と考えられます。引っかかりを解消し、準備することのニガテ意識をなくせば、ひとりでできるようになるかも!お時間のあるとき、次のような方法を試されてはいかがでしょうか。
まず一度、一緒に翌日の準備をしてみる
おうちのかたは見守り役になり、お子さまのやり方でやってもらうのがよいでしょう。そこで、色々な「発見」があるかと思います。(何が見つかっても冷静に…)「連絡帳をちゃんと書いていない」、「宿題が終わっていない」、「時間割どおりのそろえ方がわかっていない」 などなど、準備ができない原因が発見できそうですね。
次に、解決策をお子さまと一緒に考える
その発見をもとに、解決策とともに、準備の手順、チェックの方法などをお子さまと一緒に考えます。そして考えた手順や、チェックのやり方などを紙に書き、お子さまが見やすい場所に貼っておきます。もちろんすぐにひとりで翌日の準備ができるようになる、というわけにはいかないでしょう。でも、「おうちのかたが一緒にやりかたを考えてくれた」という経験は、お子さまにとって大きな後押しになることと思います。
まとめ & 実践 TIPS
「自分で自分の準備をする」ことは、将来、自立した大人になるための練習です。
社会人になるまでに身につけばOK、くらいの大らかな気持ちで見守ってあげれば、ひとりで準備できるようになる日も、そう遠くないかもしれません。
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