オムツ替えで赤ちゃんとスキンシップ!「嬉しい」「気持ちいい」を感じ合おう
- 育児・子育て
一日に何度も行う赤ちゃんのオムツ替え。ちょっと面倒に感じることもありますよね。でもこの時間は、赤ちゃんの肌に直接触れることができる貴重な時間。しかも、触れ合うことで赤ちゃんだけでなく保護者のかたも幸せを感じることができるのです。
スキンシップをすると幸せになる?
マッサージをしたり、頭をなでたり……。スキンシップは、気持ちいいものですよね。でも、それだけではありません。実は、肌と肌が触れ合うことで「しあわせホルモン」とよばれるものが分泌されることがわかっています。マッサージなどをされて何だか幸せな気分になるのは、このおかげなのかもしれません。
しかも嬉しいことに、このしあわせホルモンは「触っている側」にも分泌されるそう。赤ちゃんだけでなく、保護者のかたも幸せになれるということです。
オムツ替えの時に、赤ちゃんのお腹を優しくなでてみましょう。そうすれば、ストレスが少しやわらぐかもしれません。
触るだけじゃない! 目でも耳でもスキンシップを
ただ肌に触れるだけでなく、言葉や表情も使ってみましょう。視覚や聴覚も刺激すれば、全身で「気持ちいい」と感じることができます。親子のコミュニケーションの時間にもなるでしょう。
・笑顔をいっぱい見せてあげよう
笑顔の人と無表情の人とでは、どちらの方が良い印象ですか? もちろん、笑顔の人ですよね。赤ちゃんだって同じです。
特にオムツ替えの時間は、お母さんやお父さんの顔が赤ちゃんの近くに来ます。目の前の顔が笑っていれば、きっと安心できるはず。表情からも、「気持ちいい」「スッキリした」という気持ちを感じられるようにしてあげましょう。
・嬉しい言葉を聞かせてあげよう
「気持ちいいね」「スッキリしたね」「嬉しいんだね」と、ポジティブになる言葉をたくさんかけてあげましょう。まだ言葉がわからない赤ちゃんでも、その言葉が「嬉しい」ものなのか「悲しい」ものなのかは、声のトーンで感じ取ることができるでしょう。
オムツ替えをした肌の気持ちよさと、言葉で伝わる気持ちよさ。触覚と聴覚の両方がマッチすることで、「気持ちいい」というものをより理解できるようにもなります。ぜひたくさん話しかけてあげてください。
マッサージで便秘解消も?! お腹をくるくるしてみよう
赤ちゃんが便秘気味で悩んでいるかたもいるでしょう。そんなかたは、オムツ替えの時間にマッサージをしてみるのもおすすめです。
「の」の字を書くように、赤ちゃんのお腹をくるくるっとなでてみましょう。優しくゆっくり行うのがポイントです。リラックスして幸せになれるだけでなく、腸の動きも促進させてあげることができます。
もちろん、便秘解消には他にもさまざまな方法があります。お腹のマッサージと合わせていろいろ試してみるとよいかもしれません。あまりにひどい場合は、お医者さんに相談してみましょう。
まとめ & 実践 TIPS
赤ちゃんだけでなく、保護者のかたにもプラスの効果があるスキンシップ。オムツ替えは、そのための絶好の時間ともいえるでしょう。ぜひ、家族みんなでオムツ替えをしたいですね。
一日に何回もあることなので、面倒に感じるかもしれません。でも、この時間のおかげでリラックスできる可能性もあります。「疲れたな」と思った時こそ、ゆっくりオムツ替えをして赤ちゃんの肌に触れてみてはどうでしょうか。
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