習い事の整理の仕方とタイミング! 家計や子どもの負担を考えて定期的に見直そう
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近年複数の習い事を掛け持ちしている子どもが増えています。習い事が増え過ぎると、支出も子どもの負担も増えますね。「習い事にかかる費用が家計を圧迫している」とか「なんだか最近子どもが疲れている」と感じることがあれば、一度習い事を見直してみませんか。
この記事のポイント
習い事の見直し方
2019年に、子どもがいる家庭を対象に1カ月にかかる習い事の費用を調べたところ、その金額は15,170円/月で、2016年の10,240円/月よりも4,930円増えていることがわかりました。
(子どもの教育資金に関する調査2019/ソニー生命調べ)
この調査からもわかるように、近年いくつもの習い事を掛け持ちしている子どもが増えています。複数の習い事をさせている場合は、一度習い事を見直してみるとよいでしょう。習い事にかかる月謝や諸経費などの金額、いつまで続けたいか、どのような状況になったら辞めるか、本人のやる気、親の希望などを書き出してみると、見直しやすいですよ。
- 習い事にかかる平均金額は15,170円/月
- 複数掛け持ちしているなら習い事の見直しを
- 情報をすべて書き出すと見直しやすい
習い事を見直すタイミングは?
習い事は学年が変わる、受験勉強を始める、月謝が変わるといったキリのよいタイミングで見直すのがおすすめです。それ以外でも子どもが辞めたいと言い出したときや、子どもの負担や家計への負担が増えていると感じたとき、新たな習い事を始めようと考えたときなど、なにかのきっかけごとにその都度見直し、継続するか辞めるかを判断するとよいでしょう。
子どもが習い事を辞めたいと言い出したことがきっかけで見直すことを考えたのであれば、すぐに結論を出すのではなく、親子でじっくり話し合いをしてから決断するとよいですね。習い事を辞める際には、2~3カ月前には辞める予定があることを、先生に知らせておきましょう。とくにスポーツなどの習い事をしていて大会の予定がある場合には、早めに連絡することで、希望通りのタイミングで辞めることができるはずです。
- 習い事の見直しはキリのよいタイミングで
- 辞めたいと言い出したらまずは話し合い
- 辞める際には早めに連絡する
負担を考えて適切な数を選ぼう
習い事の数が増えれば、家計の負担が増えることになります。また習い事で時間を取られることで宿題をする時間が無くなったり、睡眠時間が減ったりして子どもの負担が増えることも考えられます。たくさんの習い事をすることで、子どものさまざまな可能性を広げることができますが、それと共に負担も大きくなるのです。子どもの教育費が年々高額になっている今だからこそ、習い事は家計や子どもの負担を考え無理のない範囲で続けられる数を選びたいですね。
- 習い事の数が増えると家計の負担が増える
- 自由時間が限られ子どもの負担も増える
- 習い事は無理のない適切な数を選ぼう
まとめ & 実践 TIPS
たくさんの習い事をしていると、毎日の送迎も大変になりますね。無理なく続けていくためにも、さまざまな面を考慮し定期的に習い事の見直しを行って見直していくとよいでしょう。見直す際には保護者の判断だけで決めるのではなく、子どもの意見も大切にすることを忘れないようにしたいですね。
出典:子どもの教育資金に関する調査2019/ソニー生命調べ
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