【幼児の生活調査】週1日以上スマートフォンを使う比率は約3割
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ベネッセ教育総合研究所では、1995(平成7)年から20年にわたり、幼児を取り巻く環境に関する調査を実施してきました。2015(平成27)年の調査結果では、幼児の生活や母親の育児に対する意識、子育てのサポート環境に至るまで、興味深い変化が見られました。早速、結果を見ていきましょう。
テレビを「ほとんど毎日」見る比率は、10年間で4.7ポイント減少しています。スマートフォンを「週1~2日」以上使う比率は約3割です。一方、ビデオ・DVD・ハードディスクレコーダーの視聴頻度は、「ほとんど毎日」が5年間で8.5ポイント増加しました。
Q.お子さまは、次のものをどれくらい使いますか
また、幼児がひとりで操作できるメディアは、テレビが約7割、ビデオ・DVD・ハードディスクレコーダーとスマートフォンは約4割を占めています。テレビゲームは5年間で7.8ポイント減少していることがわかりました。
スマートフォンは2015年調査で初めてたずねた項目でしたが、約3割の幼児は週1日以上使い、約4割はひとりで操作できることから、幼児にとって身近なメディアになっていることがうかがえました。
Q.お子さまは次のものを自分ひとりで操作できますか
- 出典:ベネッセ教育総合研究所「第5回 幼児の生活アンケート」(2015<平成27>年)
- http://berd.benesse.jp/jisedai/research/detail1.php?id=4770
(筆者:ベネッセ教育総合研究所)
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