広島県の公立高校入試制度(平成21年度)
内申書情報 | 選抜(II) | 選抜(I) |
---|
内申点の計算方法は選抜(I)と選抜(II)で異なる。選抜(I)は、中一から中三までの各学年の9教科5段階評定の合計。選抜(II)は、中一から中三までの各学年の5教科5段階評定と実技4教科5段階評定を2倍したものの合計に195分の130をかけた130点満点。 | 合否は、一般学力検査(5教科125点満点)と内申点(130点満点)をほぼ同等に扱い、判定される。高校によっては、一般学力検査で特定の教科に比重を置く傾斜配点を実施したり、内申書を重視したりする高校もある。また、「自校作成問題」を課す高校もある。 | 選抜(I)は中学校長の推薦が必要。ほとんどの高校・学科で実施され、学力検査は行われない。おもな判定資料は志望理由書、内申書、面接。高校・学科によっては、小論文や作文、実技検査などを実施する。 |
広島県の公立高校入試傾向(平成21年度)
英語 入試傾向 | 英語や日本語での記述式の問題が5割をしめる! |
基本的な構成は例年どおり。【1】は、リスニングと文法の選択問題。【2】は対話文読解。本文の内容に合うように図表を完成させる問題などが出たんだ。【3】は長文読解。英問英答問題などが出た。本文の流れに合う英語を本文中の空所に補充する英作文の出題も含まれていたよ。 |
過去3か年はこれが出た!
|
数学 入試傾向 | 関数で、理由を説明する問題が出た! |
【1】は計算問題。【2】は空間図形、関数の中問集合で、理由を説明する問題が出たよ。【3】は平面図形、確率、関数の中問集合。【4】は平面図形と確率の融合問題。【5】は関数で、関数のグラフと図形の融合問題。【6】は平面図形で、記述式の証明問題が出たよ。 |
過去3か年はこれが出た!
|
国語 入試傾向 | 3大問構成で、記述式の問題が多いのが特徴 |
3大問構成は変化なし。【1】は小説、【2】は説明的文章、【3】は古文からの出題だよ。記述式で解答する問題が多い傾向も変わらないんだ。どの大問においても、少ない字数の記述式で解答する問題が多く出されたよ。 |
過去3か年はこれが出た!
|
理科 入試傾向 | 融合問題で、グラフをかく問題が出た! |
大問数は3問だけど、【1】では化学と物理、【2】では生物と地学の問題がそれぞれ4問ずつ出ているので、実際はすべての分野から出ているよ。【3】では太陽の南中高度をテーマに複数の分野を融合した問題が出ていたよ。作図問題も出ていて、【3】ではグラフの作図が出たよ。 |
過去3か年はこれが出た!
|
社会 入試傾向 | 資料を読み取って理由を書く問題が出る! |
【1】は地理、【2】は歴史、【3】は公民、【4】は融合(歴史・公民)の出題だったよ。3分野で資料を読み取って理由や特色を記述する問題が出ているよ。地理では、複数の資料を用いた問題も出ている。正確に資料を読み取る力と言いたいことを簡潔にまとめる力が必要だよ。 |
過去3か年はこれが出た!
|
プロフィール
「進研ゼミ中学講座」はやる気を引き出す学びで、確かな学力を伸ばしていきます。
変化する入試と学力に合わせた最適なカリキュラムと教材で志望校合格を目指せます。