「私ってヘリコプターペアレントかも……」チェックリストと、そんな人に試してほしい子離れの方法

「ヘリコプターペアレント」とは、ヘリコプターがホバリングするように子どもを見張り、干渉・管理をしている親のこと。さて、あなたはどうでしょうか? もし当てはまるのであれば、上手に子離れできるように準備をしていきましょう。

この記事のポイント

こんなことしてない? 「ヘリコプターペアレント」チェック

ヘリコプターペアレントは、言い換えれば過保護な親や先回り育児をしている親のことです。たとえばこんな行動をしていないでしょうか。

1.「汚れるからやめなさい」「危ないからこっちにしなさい」と遊びを誘導する
2.「あの友達はダメ、あの子と遊びなさい」と友人関係をコントロールしようとする
3.小学校高学年や中学生になっても子どもの遊び場についていく
4.子どものデートの尾行をしたり、メールを勝手にチェックしたりする
5.就職した後も欠勤連絡は親がしている
6.本人の趣味があるのにもかかわらず、服や靴をすべて親が決めている

これらは極端な例ですが、過保護な行動を続けているとこのようになる可能性もあります。簡単に言えば、保護者のかたの意向で子どもの考えや行動を決めているということ。その背景には「子どものことが心配」という親心があるのでしょう。でも、これは子どものためになっていません。自立を妨げたり、自尊心が育たなかったり……将来子どもが困ることになるのです。

子どもも一人の人間!年齢に合わせた子離れをしよう

子どもを大事に思う気持ちは、ずっと持っていてよいもの。大事なのは、どう行動するかです。年齢に合わせた距離感、そしてサポートするタイミングを見極めていきましょう。

・大きくなったら物理的な距離を置いて

生まれたばかりの赤ちゃんは、保護者のかたがすべてしてあげなければ生きていけません。でも、思春期の子どもに同じようにはしませんよね。子育ては、子どもの年齢に応じて関わり方を変えていく必要があります。一番簡単なのは、物理的に距離を置いていくこと。心はそばに置きながら、手を出し過ぎないようにしましょう。わかりやすい子育ての教訓があるので、ぜひ参考にしてみてください。

『子育て四訓』
乳児はしっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな
少年は手を離せ、目を離すな
青年は目を離せ、心を離すな

・子どもに任せてみる

子どもも一人の人間です。自分の意志や考えがあります。それは、保護者のかたと違っていても当然。否定したりせず、子どもに決めさせてそれを受け入れてあげましょう。任せたことで失敗したりうまくいかなかったりしたら、そこからどうするかをまた考えればよいのです。ただし、今まで保護者のかたが決めていた場合は難しいかもしれません。そういう時は、選択肢をあげて決めてもらうとよいでしょう。

・困るまで待ってみる

手をかけてあげるのは悪いことではありません。大事なのはタイミング。先に手を出すのではなく、困るまで待つのです。失敗したりわからなかったりした時に、お子さまがどういう行動をするのか見てみましょう。助けを求めてきたら、そこで初めて手を出してあげます。困っていたら「どうしたの?」とだけ聞いて、待ってあげるのもよいですね。お子さまが自分で考える時間をあげてください。

子育てがすべてではない!子どもを忘れる時間を作ってみて

子どもにどう関わるかと同じくらい、保護者のかたがどう過ごすかも重要です。子育て中は、どうしても生活が子ども中心になりがち。特にヘリコプターペアレントの場合はその傾向が強くなります。そのままだと、子どもが家を出ていった後に空の巣症候群などに陥る可能性も高くなります。

ですから、保護者のかたのためにも今から子離れの準備を進めていきましょう。趣味を見つけたり、仕事を始めたり、習い事をしたり……何でもOKです。子育てだけがすべてにならないように、自分のための時間を作っていきましょう。今見ているスマホも、子育てのことだけを調べるのではなく、好きな動画を見たり、ネットショッピングを楽しんだりすることにぜひ使ってください。

まとめ & 実践 TIPS

子どもを大事に思うのは、親として当然のこと。でも、行き過ぎると親子ともにマイナスになってしまいます。年齢に合わせて上手な距離感を見つけて、手や口を出すタイミングを見極めてみてください。そして、子どもを一人の人間として尊重しつつ、自分のことも大切にしていきましょう。

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