「子育て」は「親育て」! できないことも認めて一緒に成長しよう

子育てというと、「親が子どもを育てている」というイメージですよね。でも、その反対もあるのではないでしょうか。大人も、親になった瞬間から子どもに「親育て」されています。できないことがあるのは当たり前なのです。

この記事のポイント

親になったら全部できるようになるわけじゃない!

子どもができると立場上は「親」になります。でも、肩書が変わったからといってすぐに何でもできるわけではありませんよね。子どもが1歳なら親も1歳。子どもが1歳相応のことしかできないのと同じで、親も1歳相応のことしかできなくて当然なのです。

子育ては、学校で教わるわけではありません。祖父母と暮らしていなければ、身近で教えてくれる人もいません。だから、失敗することがあっても、わからないことがあっても何の不思議もないのです。子どもを見て、育児書を見て、調べて勉強して……。子育てはとても高度なものといえます。

答えは育児書ではなく子どもの中に

基本的な子育ての流れは、育児書やネットに載っているでしょう。友人や両親からアドバイスをもらうこともあるはず。でも、それはあくまで一つの例。本当の答えは子どもの中にしかありません。

たとえば言葉がけ。育児書に載っている言葉を、そっくりそのままかけてもうまくいきません。自分と子どもに合った言葉に置き換える必要があります。母親の呼び方だって、「ママ」「お母さん」「かーちゃん」など家庭によってさまざま。普段の言葉づかいや関わり方だって、同じものはどこにもありません。やり方はみんな少しずつ違っているのです。

育児書は、算数でいえば公式。公式だけ知っていても問題は解けませんよね。子どもをよく見て、自分の家庭に合った方法に合わせて、応用していかなければなりません。だから、間違えることがあってもよいのです。うまくいかなかったらまた違ったやり方を探して、自分なりの答えを探していく。その繰り返しが、子育てであり親育てなのです。

『子ども』の振り見て我が振り直せ!

「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますよね。これは、子育てにもいえること。子どもを育てているようで、実は親の方がいろんなことを学ばせてもらっています。

子どもの行動に困った時には、一度自分自身の態度や言動を振り返ってみましょう。ちょっとした口癖、何気ない行動……子どもはそれを真似しているだけかもしれません。子どもの姿を見ることで、自分自身も悪いところを直して成長していきましょう。

もちろん、悪いところばかりではありません。良いところだって真似をします。つまり、子どもの良いところは保護者のかたの良いところでもあるということ。自分の長所に気付くきっかけにもなるかもしれませんね。

まとめ & 実践 TIPS

たとえ4人目、5人目であっても、その子どもの親としては初心者。うまくいかないことがあっても、「ダメだ」と諦めないでください。保護者のかたも、まだまだ成長過程なだけ。子どもが新しいことを覚えて成長していくのと一緒に、保護者のかたもゆっくり親になっていけばよいのです。

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