寒い冬を暖かく過ごそう! 冬の子ども服の選び方や着せ方のポイント
- 育児・子育て
「冬に備えて寒さ対策をして、できるだけ暖かく過ごしたい」と考えるママも多いのではないでしょうか。寒い季節が苦手な人は、すでにあったかグッズを購入して準備万端かもしれませんね。ところでお子さまの冬の時期の服装はどうされていますか。もちろん寒さ対策は必要ですが、大人とは少し異なる点があるので、確認していきましょう。
この記事のポイント
寒い冬でも暖かく過ごしたい
寒くなってくると、冬に備えてあったかグッズを購入しようと考えるママも多いのではないでしょうか。
養命酒製造株式会社による「ママの感染症対策に関する調査2020」によれば、子どもがいる全国の20歳~59の女性1,000名を対象に今年の冬の備えをしたか聞いたところ、「冬の備えをした」は83.3%、「冬の備えはしていない」は16.7%という結果になり、実際に多くのママたちが冬の備えをしていることがわかりました。
同調査で冬の備えをした人833名に、冬の備えとして準備したものを聞いたところ、「温か下着・保温インナー」が52.6%、「ブランケット・ひざ掛け」が47.5%、「コート」が42.5%、「カーディガン・セーター」が41.2%、「手袋」が40.6%となりました。
寒い冬は体調を崩しやすい季節でもあります。しっかり備えて、暖かく過ごしたいですね。
- 冬の備えをしたママは83.3%
- 暖か下着や保温インナーが人気
- しっかり備えて暖かく過ごそう
寒い時期の子どもの服装はどうする?
寒い時期には大人と同じように子どもにも寒さ対策が必要ですが、お子さまに大人と同じように洋服をたくさん着せていたら、気が付いたら汗だくになっていたという経験はありませんか?
子どもは動きが活発で大人よりも体温が高いので、寒いからといって大人と同じような厚着をさせてしまうと、着せすぎになってしまうことがあります。
寒い時期のお子さまの服装の目安を年齢別にご紹介します。
【0歳児】
室内では肌着1~2枚とオーバーオールやカバーオールで十分です。外出の際には、アウターとブランケットなどでしっかりと寒さ対策をするとよいでしょう。
【1~2歳児】
室内で動きまわる時には、肌着とトレーナーとズボン(スカート)が基本。下着は薄手のもので十分です。外出時に抱っこ紐やベビーカーを使用する場合は、0歳児と同様に寒さ対策をしっかりしましょう。
【3~5歳児】
動きが活発になるこの時期はたくさん着せてしまうと汗をかき、それが冷えて風邪の原因になることもあります。大人よりも1枚減らすことを目安に、動きやすい服装を選んであげるとよいですね。
【小学生】
自分で暑さ寒さの調整がある程度できるようになります。薄めの服を重ね着させて、暑かったら脱ぐ、寒くなったら着るという温度調節ができる服装を心がけましょう。
子どもの冬服選びのポイント
室内で過ごしたり、屋外でも動き回ることが多かったりするのであれば、肌着は綿素材の半袖タイプがおすすめです。寒い地域にお住いの場合は、気候やお子さまの体質などに合わせて長袖の肌着に変更したり、肌着の上に着るシャツやトレーナーなどで調整したりしましょう。
肌着の上に着る服も、厚手のセーターよりも長袖のシャツや薄手のトレーナーがよいですね。厚手のものを1枚着るよりも、薄手のものを重ね着するほうが、暑い時にすぐに脱いで調整することができて便利です。
寒い日の外出時、アウターに加えてマフラーや手袋で防寒対策をした場合も、こまめにお子さまの様子を見て汗だくにならないよう調整できるとよいですね。
小さなお子さまのマフラーによる事故が心配なママには、ネックウォーマーがおすすめです。マフラーのように外れることがないので、安全に防寒できます。また足が冷たくなりやすいお子さまであれば、レッグウォーマーを活用しましょう。
- 肌着は綿素材の半袖タイプがおすすめ
- 薄手のものを重ね着するほうが調整しやすい
- ネックウォーマーやレッグウォーマーの活用
まとめ & 実践 TIPS
寒くなってくると、ついお子さまにも厚着をさせてしまいがちですが、大人よりも体温が高くて新陳代謝もよい子どもは、少し運動するだけで体が温まります。
寒くない服装選びはもちろん必要ですが、厚着になりすぎないよう注意することも大切なのです。大人は寒さ対策をしっかりし、お子さまは「大人よりも1枚少なく」を目安に、それぞれが快適に過ごせる服装選びをしたいですね。
出典: ママの感染症対策に関する調査2020(養命酒製造株式会社調べ)
https://www.yomeishu.co.jp/health/survey/pdf/20201126_mamanokansenshotaisaku.pdf
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