赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしてあげるべき? 抱き癖は気にしなくても大丈夫?

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「抱き癖は気にせず、いっぱい抱っこしましょう」と、健診の時に言われた保護者のかたも多いでしょう。一昔前と違って、今は泣いたらすぐに抱っこすることが良しとされています。でもそのせいで、がんばりすぎて疲れているかたもいるはず。大丈夫、無理はしなくてOKです。

この記事のポイント

「抱き癖がつく」はもう古い?

一昔前は「抱き癖がつくからすぐ抱っこしない」「泣かせると肺が強くなる」といわれていました。保護者のかたも、自分の両親に言われたことがあるかもしれません。

でも現代は「泣いたらすぐに抱っこしてあげて」という考えに変わりました。抱っこをたくさんしてあげることで、欲求を満たしてあげたり、愛情を与えてあげたりできるからです。

では、泣いたら絶対に抱っこしなければならないのでしょうか? すぐに抱っこしなければ、赤ちゃんに愛情を与えてあげられないのでしょうか? それではあまりにも、保護者のかたがツラすぎますよね。

抱っこができない時は「ちょっと待ってね」でOK

保護者のかただって、四六時中赤ちゃんのお世話をしているわけにはいきません。手が離せない時もありますし、トイレに行きたい時もあります。

そんな時は、赤ちゃんをちょっとくらい待たせてしまっても大丈夫。「もう終わるから待っててね」「ちょっとトイレだけ行かせてね」と声をかけて、用事を済ませましょう。終わったら、「待たせてごめんね」と抱っこしてあげればOKです。

泣いたらすぐに抱っこしなかったからといって、悪影響が出るわけではありません。「抱き癖は気にしなくてよい」は、「泣いたらすぐに抱っこしてもよい」ということ。「泣いたらすぐに抱っこしなければならない」ではないのです。

また、抱っこ以外の方法で欲求を満たしてあげてもよいでしょう。赤ちゃんの泣く理由は「抱っこしてほしい」だけではありません。オムツが濡れている、暑い、眠い、お腹が空いたなど、いろんな理由があります。それを解決してあげれば、赤ちゃんの欲求も満たされるでしょう。抱っこだけに縛られず、さまざまな方法で愛情を注いであげてください。

大事なのはコミュニケーション

抱っこをすると、赤ちゃんだけでなく保護者のかたにも幸せホルモンが出るそう。だから、たくさん抱っこすることはマイナスにはなりません。むしろ、赤ちゃんとの大事なコミュニケーションです。

でも、他にも方法はあります。頭をなでたり、話しかけたり、歌をうたったり……。これも、立派なコミュニケーション。やり方は違っていても、「お母さん・お父さんは自分を気にかけてくれている」ということが伝わればよいのです。

まとめ & 実践 TIPS

たくさん抱っこすることは、とてもよいことです。でも、「抱っこしなければならない」と不安になったり焦ったりしなくても大丈夫。保護者のかたの愛情が伝わっていれば、どんな方法でもOK。

しかもそれは、母親だけがしなければならないわけではありません。父親や祖父母やきょうだい、みんなで赤ちゃんに愛情を注いでいってあげましょう。


出典:ベネッセ教育情報サイト「抱っこグセはよくない?赤ちゃんの抱っこグセのお悩み解決」
https://benesse.jp/kosodate/201609/20160924-1.html

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