子どもの好奇心を育む! アート、味覚、アウトドア…秋を満喫するおでかけ先

しだいに秋が深まってきました。陽気が心地良く、行楽やスポーツ、読書など、何をするのにも快適な季節です。家族でアクティブにおでかけするのに適していますので、普段はできない体験を通して、子どもの好奇心を育むちょっとしたコツをご紹介します。

秋におすすめの体験はこれ! 家族でおでかけしよう

秋らしさを楽しみながら、子どもの好奇心を育むおでかけ先には、次のようなものがあります。しだいに寒暖の差が激しくなる時期ですから、屋外におでかけの際は寒さ対策もお忘れなく。

●紅葉狩り

全国各地で楽しめる秋のレジャーといえば、紅葉狩り。
ドライブで名所に出かけるのも良いですし、都会でも大きな公園など紅葉をめでられるスポットは意外と身近にあるものです。美しい紅葉に包まれると気分はリフレッシュするものですが、子どもは見ているだけでは飽きてしまうことも。そこで、いろいろな色彩の落ち葉を集めたり、厚手の紙にお気に入りの葉を貼ってしおりを作ったり、押し花のようなアート作品にしたり、遊び方を工夫してみましょう。保護者のかたが、どうして秋になると葉の色が変わるのか、また全ての木が紅葉するわけではないことなど、あらかじめ紅葉に関する知識をもっておいて話してあげると、理科などの興味・関心にもつながります。

●ハイキング・登山・キャンプ

秋は、ハイキングや登山、キャンプをはじめ、アウトドア体験にも適したシーズン。
夏に比べて熱中症の危険が下がり、突然の雨に見舞われることも少なくなりますので、野外で快適に過ごして自然を満喫できるはずです。アウトドア体験は大人も子どももリフレッシュできるだけではなく、動物や植物、鳥、昆虫と出あったり、さまざまな自然現象を目の当たりにしたりすることで新鮮な発見や驚きがあり、好奇心や探求心にもつながります。特に自然の中で家族と協働して過ごすキャンプは子どもの五感を刺激し、忘れ得ぬ思い出になるに違いありません。

●スケッチ
「芸術の秋」ですから、家族で風光明媚なスポットに出かけてスケッチを楽しんでみてはいかがでしょうか。「最近、絵を描いていないな……」という保護者のかたも多いかもしれませんが、無心になってキャンバスや画用紙に向かうひとときは、きっと気分転換になるに違いありません。おでかけの際は、スケッチブックに加え、絵の具や色鉛筆、パステルなどの画材を持っていきましょう!

●果物狩り
秋は果物狩りのベストシーズン。りんご、ぶどう、なし、みかん、栗など、さまざまな果物が旬を迎えます。もぎたてのフルーツは格別の味わいですし、子どもにとって自然の中で過ごす体験は楽しいひとときとなり、食育にもなるでしょう。

●天体観測・プラネタリウム
秋の夜長に夜空を眺めてゆったりと過ごすひとときもおすすめです。空気が澄み、寒すぎない秋は天体観測にもってこいの季節です。秋には各地のプラネタリウムでイベントも多く開催されます。プラネタリウムで興味・関心を高めてから実際に夜空を見上げれば、天体観測は一層楽しいものとなります。

●芸術・読書系のワークショップ
「芸術の秋」「読書の秋」といわれる季節とあって、芸術鑑賞をしたり、アート作品を作ったり、読書のおもしろさを紹介したり、美術や読書など文科系のイベントやワークショップも多く開催されます。博物館や美術館などのイベント情報をぜひチェックしてみてください。

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