子どもに読み聞かせをする効果と楽しませるコツ

絵本を子どもに見せながら読んで聞かせる「読み聞かせ」は、子どもと本の出会いを生む大切なきっかけとなるものです。「読み聞かせ」をすることで、子どもの頭の中で物語をイメージする助けになったり、言語の発達につながったりするといわれています。

ここでは「読み聞かせ」の効果や、その方法などについてご紹介していきます。


読み聞かせの効果は?

子どもの感情を豊かに

日本大学大学院総合科学研究科で行われた実験によると、読み聞かせ中には子どもの脳の大脳辺縁系が活発になっているという結果が得られたそうです。
大脳辺縁系というのは喜怒哀楽を生み、その感情に基づいた行動を決めている部分。
大脳辺縁系へ良い働きかけを行うと、感情を豊かにしてあげることができるといわれています。

 

精神状態が落ち着く

アメリカでベストセラーとなった『読み聞かせハンドブック』(The Read-Aloud Handbook)を著したトレリースは、人間の声は、親が子どもの精神状態を落ち着かせるための最も強力な道具であるといわれています。
読み聞かせは大人と子どもの親密な人間関係を基盤としており、同じ喜びを分かち合い共感する…そんな安心できる時間を提供することもできます。

 

 

読み聞かせのコツは?

絵本に集中させることがポイント

読み聞かせのポイントのひとつが、子どもたちを絵本に集中させることにあります。
あまり大げさな声色の変化をつけたり、ジェスチャーを加えたりすると子どもたちは絵本ではなく読み手の方に意識を向けてしまうため、あまり過剰な演出は入れず、声の高さや大きさ程度の変化に留めておいた方がよいでしょう。

 

はっきりと、ゆっくりと読んであげる

子どもが夢中になっているかどうかを確かめながら、ゆっくりと読み進めることがポイント。言葉を覚えるきっかけにもなるため、ひとつひとつの言葉の発音を丁寧に、美しく読んであげることも大切です。
また、絵をじっくりと見せるためにも、ページは少しゆっくりめにめくってあげた方がよいでしょう。

 

子どもの質問にはしっかりと向き合おう

保育士さんのような、大勢の子どもたちに読み聞かせをするときは別ですが、自分の子どもに読み聞かせをするのであれば、子どもの質問にはしっかりと答えてあげましょう。
子どもたちは夢中になればなるほど、好奇心がわき、様々な質問をしてきます。
そんなときは無理に読み聞かせを進めることをせず、ひとつひとつ疑問に答えてあげると、子どもたちの好奇心を満たし、いろいろな知識を身につけることができるようになるのです。

 

 

読み聞かせは子どもの心を豊かにしてくれる大切な機会。もしかしたら読み聞かせをきっかけに、自分で本を読むのが好きになってくれるかもしれません。また親子のコミュニケーションとしても大切なツールのひとつですので、ぜひ活用してみてください。

 

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