反抗期には「受け流す」子育てを 専門家が対処法を指南

反抗期には「受け流す」子育てを 専門家が対処法を指南反抗期を迎えた我が子の言動にイライラしっぱなし……そんな保護者も少なくないだろう。「冷静に対処しないと、必要以上に険悪な対立を招く」と語るのは、教育評論家の親野智可等氏。長年の教師経験もある親野氏に、反抗期の子どもとの向き合い方を聞いた。

 

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【質問】
長女がスマホとテレビと芸能人に夢中で、やるべきことをやらずにダラダラしています。「ちょっとは勉強したら?」と言ったら、「はっ? うざい。今ので、やる気なくなった」と言われ、「自分の部屋くらい掃除したら?」と言った時は「うっせえ! ほっとけ」と言われました。反抗的な言葉遣いにイライラします。(中2女子の保護者)

 

親野氏のアドバイス
こういう時はつらいですね。でも、反抗期は順調な成長の証であると考えて、冷静に受け止めてほしいと思います。この時期の子どもたちは、さまざまな悩みやストレスを抱えています。身体的な変化が激しく、精神的にも自我の確立という大きなテーマに臨んでおり、内面では疾風怒濤(どとう)の時期で、せめて家の中ではダラダラとリラックスしていたいのです。

 

保護者は、たいていのことは目をつむって受け流したほうが賢明です。小言を言うよりも、ちゃんとやっている時に「ありがとう」「助かるよ」「がんばっているね」と肯定的な言葉をかけてあげてください。同時に、子どもの言葉や行動に対して共感してあげるよう心がけましょう。保護者が子どもの話を聞かずに正論ばかり押しつけていると、子どもは保護者に何も言わなくなり、共感してくれる相手を外に求めるようになってしまいます。

 

受け流すといっても無視するのではなく、「おはよう」「行ってらっしゃい」「お帰り」などのちょっとしたあいさつや声かけは大切です。これがないと、子どもは見捨てられたように感じてしまいます。とがめるニュアンスが入っていたり、押しつけがましかったりすると子どもは嫌がりますが、それがない声かけなら大丈夫です。

 

出典:反抗期の子の言葉遣いにイライラ[教えて!親野先生] -ベネッセ教育情報サイト

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