冬休みの自由研究に役立つ 動物園クイズにチャレンジ

冬休みの自由研究に役立つ 動物園クイズにチャレンジ動物園に行けば、普段は絵本や図鑑でしか見ることのなかった動物の実際の姿を見ることができる。それぞれが異なる特徴を持つ動物たちが集まっているため、たくさんの学びや気付きがあるだろう。冬休みに家族で出かけることがあれば、ぜひ自由研究の題材にもつかってほしい。そこで、予習も兼ねて、動物園にまつわるクイズに挑戦してみてはいかがだろうか。

 

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【Q.1】 動物園で放し飼いになっている鳥は,飛んでいかないの?

 

A.羽の一部を切っているので逃げていかない
B.えさをもらって慣れているから、逃げていかない

 

……正解はA. 羽の一部を切っているので逃げていかない です。

 

フライドチキンを食べる時、ニワトリの翼は思っていたより小さいことに気づくでしょう。
鳥類の翼は、人間でいえば肘から手首、指にかけて風切羽がはえているので、骨や肉のある部分は翼の面積の数分の一程度なのです。
鳥の羽は髪の毛や爪に近いもので、定期的に生えかわり、切っても痛みはありません。そこで、片方の翼の風切羽だけを切っておくと、羽ばたいた時に上昇力のバランスがとれず、放し飼いにしても飛んで逃げていかないのです。
ただし、羽は定期的に生えかわります。切った風切羽が抜けて新しい羽がはえてくると、飛行能力も復活して逃げてしまうことがあります。また、左右の風切羽を同じくらい切ってしまうと、普段は飛べませんが強風の日に風に乗って飛んでしまうことがあります。

 

出典:冬休みの自由研究解決策特集! 新発見クイズ!動物園編 ‐ベネッセ教育情報サイト

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