書き初めの宿題にも! 毛筆作品の保存が便利になるアイデアグッズとは
美文字王子こと、横浜国立大学准教授の青山浩之氏。練習が毛筆の上手くなるコツ「青山メソッド」で、作品を上手に仕上げる方法を教えてくれる一方、学習に便利なちょっとした工夫も教えてくれた。
***
●水書き用紙を使ってみよう
繰り返し練習するのに便利なのが、筆に水を付けるだけで字が書ける水書き用紙です。
準備も簡単で、周りを汚す心配も少なく、水が乾けば字が消えるので、繰り返し練習することができます。
点画を繰り返し練習したり、下書きとして書いたりする時などにとても便利です。
●「紙ばさみ」
書き上げた作品は、新聞紙で作った「紙ばさみ」にはさんでおくと、場所を取らずきれいに整理しておけます。
<作り方>
新聞紙を半分に切り、二つに折ります。
取手の付いた紙袋を新聞に合わせた大きさに切って新聞をはさみ、ホッチキスでとめれば出来上がりです。
*取手があるので半紙をはさんでひっかけておけます。
●ペットボトルで筆洗い
毛筆で文字の練習を始める前に、空のペットボトルに水を入れておきます。書き終わったら、汚れた筆をこのペットボトルに入れて洗います。このように、ちょっとした工夫で片づけを簡単に済ませられます。
出典:青山メソッドですらすら書ける毛筆上達のコツ 【第5回】ひらがなのポイントを知ろう