パパは「女性との会話の行間」が読めない人 マンガ家の母、娘の観察眼に感嘆!
二児の母でもあるマンガ家・おぐらなおみ氏。子どもの教育方針をめぐって今世紀最大規模の夫婦ゲンカが勃発したとのこと。高校2年生の娘に愚痴ったところ、冷静かつ、するどいひと言が返ってきた。自らを反省するとともに、頼もしくなった娘の成長を感じたおぐら氏である。
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そういえば、最近オットのことを描いてないなーとか思っておりましたが、
とんでもないネタを投下してくれたので、ご覧いただけたらと……。
基本的に仲のよい我々夫婦でございますが(本当ですよ)、唯一ぶつかるときがあり、
それがなんと「子どもの教育方針について」なのですね。
特に「私が子どものことで悩んでいることをオットに相談する」という形がダメ。
かーなーらーずーケンカになります。
まあ、よい方向に考えてみれば、お互いそれだけ子どものことについて真剣に考えているし、
譲れない部分も多々あるということでしょう。
しかし、教育方針なんて大事なことを相談するたびに揉めていたらダメだろう。
会社に勤めれば徹底的に叩き込まれるという「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」は
夫婦間でもとっても大切なはず……。ううう……なんかつらくなってきました……。
そんなこんなで、激しいバトルの顛末(てんまつ)をムスメにちょっとこぼしてみたところ、
「パパみたいな『女性との会話の行間』が読めない人に、相談なんかしたらだめだって」
という発言が出てきたのです。
確かに、私がオットに相談するときには「行間を読んで欲しい、私の納得する答えが欲しい」と
思っているふしがあります。
もっと突き詰めて言ってしまうと「これ以外の答えを出してくれるな」とさえ思っていることも。
対して我がオットはそういうことが大変苦手で、女性の「答えはわかってるな? え!?」という
空気がとてもイヤなんだそうです。そりゃそうだ、それは相談じゃないもの……。
ムスメの冷静でするどい言葉に、さすがの私も思わず反省してしまいました。
これからムスメの受験が本格的になるにつれ、夫婦間で相談する機会が増えるはず。
そのときにオットが自分の意に反したことを言い出しても、その意見はちゃんと聞き、
お互いの考えを汲んでいけるように努力しますです。
それにしてもムスメの観察眼ってすごいな。いつの間にか頼れるようになってきました。
ちなみにそもそものケンカの発端は「ムスコがテスト問題を見直さない」という件で、
今となれば、なんでそんなに大モメするはめになったのかわかりません……。
ムスコ、もうちょっとがんばってください。