コロナ禍でも成績がいい子はここが違う! できる小学生の家庭学習とは

新型コロナの影響で、小学生の学習を取り巻く環境に大きな変化のあった2020年。学習習慣が乱れてしまい、学習の定着に不安のあるお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
その一方で、休校や授業の遅れをもろともせず、しっかりと力をつけている小学生もいます。コロナ禍でも、着実に力をつけている子は何が違うのかを考えていきましょう。

この記事のポイント

学習のルールを設けている家庭の子どもは自主性が育つ

コロナ休校の期間をうまく過ごし、その後も問題なく学習を進められている子どもたちは、家庭での学習のルールが定められていることが多いようです。「1日に●時間勉強する」といった時間のルールや、「毎日3枚のドリルに取り組む」といった勉強内容のルールなどです。

「自ら学ぶ力」が重視されている時代において、勉強のルールで子どもを縛るのはよくないのでは? と思う保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自主性と放任とは別物。行動の指針となるルールがあるからこそ、時間の使い方を考え、定められたことを達成しようとする意欲が生まれ、けじめのついた生活を送ることができます。とはいえ、細かすぎるルールは逆効果。強制力が働きすぎて、子どももゲンナリしてしまいます。
まだ勉強のルールを決めていないというご家庭は、お子さまと一緒に「達成可能で頑張りがいのあるルール」を作ってみてはいかがでしょうか?

スキマ時間の活用で学習を積み上げる

テレビや漫画に加え、YouTubeやゲーム、スマホなど子どもを誘惑するものが格段に増えている現代。ふとした空き時間を、動画視聴やゲームでなんとなく溶かしてしまうお子さまも増えています。
しかし、成績の良い子どもはこれらのスキマ時間をうまく学習に活用しています。実際、成績の良い子は夕方や早朝の時間を使うのが上手との調査結果も出ています。

朝食後、家を出るまでの時間に5分ドリルに取り組む、スキマ時間のタブレット利用は動画視聴でなく学習アプリのゲームに取り組むなど、ちょっとした時間を学習に生かす工夫ができるとよいでしょう。

放置せず構いすぎない保護者の関わり

成績の良い子は、保護者との距離感も適切です。保護者も放任するでもなく、あれこれ世話を焼きすぎるでもなく、適度な声かけとサポートができています。

そのポイントは、結果でなくプロセスを褒め、認めていること。「ここが間違ってるじゃない!」ではなく、「考え方と式は合ってるね。でも、計算ミスをしちゃって惜しい!」というように、できていることを認め、次の一歩を示すことができるのです。

一方、お子さんへの関わり方に課題があるケースはどのようなものでしょうか。それらには、新型コロナウイルス感染予防による在宅勤務が増加したことも影響があるようです。

1つは在宅での仕事やオンラインミーティングに追われ、放置になってしまうケース。子どもは、保護者が家にいるのに自分を気にかけてくれないととらえ、寂しさを感じます。その結果、自己肯定感を損ねてしまい、学習への意欲も削がれてしまうことがあります。スキマ時間に声をかけるなど、可能な形でフォローをしましょう。

もう1つは、家にいる時間が増えたことで、子どもの勉強に口を出しすぎるケース。子どもも、これまでは口うるさくなかった保護者が、あれこれ指示を出したり、間違いをしつこく指摘したりすることで、反発を覚えてしまいます。その結果、学習へのモチベーションを低下させてしまいます。構いすぎず、適度な距離感を意識しましょう。

まとめ & 実践 TIPS

成績がいい子は、学習量ではなく、学習姿勢や学習スタイルに秘訣があるものです。正しい学習スタイルが身についていれば、コロナ禍の混乱期にあっても、目標を掲げ、着実に力をつけていくことができます。
お子さまの学習に不安があるからといって、やみくもに勉強量を増やすのではなく、学習ルールやスキマ時間の使い方など見直してみてはいかがでしょうか。

出典:
自分から勉強できる子どもは、どこが違う? 調査でわかった!できる子が親とやっていたこと
https://benesse.jp/kosodate/202011/20201116-1.html

成績の良い子は夕方や早朝の時間を使うのが上手!
https://benesse.jp/kyouiku/201010/20101014-1.html

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