【パパの子育てへの関わり】赤ちゃんのうちはママ中心の子育てを心がける

 出産前後、思うように動けないママに代わって、パパはサポートをよりがんばる時期かも。出産後のママはとてもデリケートです。仕事で疲れていると思いますが、ちょっとしたサポートでママは安心できるもの。どんなサポートをすればいいのでしょうか。

家事も育児のサポートのひとつ

 イクメンというと、赤ちゃんの世話を考えがちですが、赤ちゃんが生まれると日々の生活も慌しくなります。例えば、オムツなどのゴミが増えたり、洗濯物や洗物も増えます。また、ママは出産後の体では家の中の掃除も思うようにできないことも多いはず。ママに何をして欲しいか聞いてみましょう。
部屋を片付けたり、洗濯が滞っていたら洗濯をする、身の回りのことは自分でやる、そんな心がけだけでも、ママにとって負担が減るものです。
でもいちばんのサポートは、ママの話を聞いてあげるということかもしれません。

まずはママの指導に委ねる

 育児でやるべきことはたくさんあります。オムツ替えやあやしたり、寝かしつけたり、沐浴させたり…。その一つひとつが初めて、というパパも多いでしょう。
パパがなかなか一緒に育児をしてくれないと嘆くママの声もありますが、ママのほうが赤ちゃんの扱いが上手なので任せてしまいがちになるのが現状のようです。
それもそのはず、ママと赤ちゃんは一緒にいる時間が長く、赤ちゃんの世話の上達がパパより早いのは当然のこと。パパは、上手じゃないから…と遠慮するのではなく、積極的に赤ちゃんと接していれば、すぐに上達しますよ。そのとき大事なのは、指導をママに委ねること。ちょっとだけ先輩のママに従うことで喧嘩にならず、赤ちゃんの世話を学ぶことができるはず。

子育てや家事のやり方は夫婦といえども考え方が異なる場合も多いでしょう。しかし、出産後のママは精神的にとてもデリケート。まずは体調が戻るまでは、しっかり労わって、サポートをして。子育てや家事のやり方については、これからゆっくり話し合っていっても遅くありません。

プロフィール



NPO法人孫育て・ニッポン理事長、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事。「母親が一人で子育てを担うのではなく、家族、地域、社会で子どもを育てよう」をミッションに、全国にて講演、プロジェクトを行う。東京都北区多世代コミュニティー「いろむすびカフェ」アドバイザー。産後のママをみんなでサポートする「3・3産後サポートプロジェクト」発起人。著書、共著に「ママとパパも喜ぶ いまどきの幸せ孫育て」(家の光出版)。

NPO法人 孫育て・ニッポン
http://www.magosodate-nippon.org/

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