大学入試英語対策は過去問分析から! やり方のポイント

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入試対策では、ほとんどの受験生が過去問題演習を行っているでしょう。では、過去問分析は行っているでしょうか。

過去問分析のメリットは、出題傾向が分かり効率的に対策を進められることです。

今回は、大学入試英語の過去問分析方法をお伝えします。過去問演習の際は、ぜひ過去問分析にも挑戦してみてください。

この記事のポイント

ポイント1 大問の問題形式をチェック

英語の過去問分析では、まず大問の問題形式をチェックしましょう。大問の問題形式が以下のどれに当てはまるかを確認します。

● リスニング
● 語彙・文法
● 対話文
● 長文読解
● 英作文

長文読解は非常に多くの大学で出題されますが、リスニングや英作文の出題には偏りがあります。また、長文読解ばかり出す大学もあれば、5つのタイプを万遍なく出す大学も。

志望校がどんなパターンで出題しているか、3~5年分をチェックし、よく出題されるものを中心に対策しましょう。

ポイント2 難易度をチェック

過去問分析2つめのポイントは、問題の難易度を確認すること。主に以下の点でYESが多いほど難易度は高くなります。

● リスニングのスピードが速い
● リスニングで問題文の印刷がない
● 問題文にある知らない単語の数が多い
● 文法問題が教科書・参考書で扱う範囲では解きにくい
● 記述問題がある
● 選択問題で選択肢に引っかけがある
● 長文読解の文章構成が分かりにくい
● 自由英作文や資料をともなう英作文がある

入試レベルの問題に慣れていないうちは、どれも「難しい」と感じるかもしれません。しかし、しばらく過去問演習を続けていると「これはあの大学より易しい」「これは本当に難しい」といったことが分かってくるでしょう。

大問の問題形式と難易度が分かれば、志望校以外で似たような出題傾向をもつ大学の入試問題を練習問題として使うこともできます。

ポイント3 制限時間と配点をチェック

3つめの分析ポイントは、制限時間と配点です。

単純に時間が長い・短いではなく、問題量と照らし合わせて考えることが重要。問題量に対して制限時間が短く設定されているなら要注意です。

配点は、公表している場合としていない場合があります。配点が分かる場合は、どの問題形式に多く配点されているかを確認しましょう。このとき、大問ごとの問題数や1問あたりの配点も忘れずにチェックしてください。

配点が大きい問題形式には対策で力を入れなければなりません。逆に、配点が小さい問題形式の対策は、優先順位が低くなります。

まとめ & 実践 TIPS

大学入試の過去問対策では、過去問分析も不可欠。過去問分析によって、各大学の問題形式や難易度、配点パターンなどが分かるからです。

志望校の出題傾向が分かれば、志望校以外の大学の過去問も練習問題として利用可能。多く出題される形式や配点の大きな問題の傾向を押さえ、重点的に対策したり検討してみたりしてください。


出典:
いつから?何年分?志望大の過去問にカンする疑問を解消!|ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp/juken/202004/20200425-1.html

大学入試分析Web|ベネッセ 進研ゼミ高校講座
https://kou.benesse.co.jp/bunseki/

受験生必見!ただ解くだけじゃもったいない!?大学入試の「過去問」を解くよりも先にやるべきことは…|ベネッセ 高校生3分ニュース
https://kou.benesse.co.jp/kou_news/juken/0230.html

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