オンライン学習で近視リスクUP? 視力を低下させないための対処法

「学校保健統計調査」によると、令和元年度には視力1.0未満の小学生が34.57%と過去最大になりました。加えて、新型コロナの影響によるオンライン学習の増加も、子どもたちの視力に影響を与えています。視力は一度悪くなると、回復しづらいものです。子どもの目を悪くしないための対処法を紹介します。

この記事のポイント

スマホよりタブレット、PC! なるべく大きな画面で取り組む

オンライン学習の時間が長くなるほど、子どもたちの疲労度は高くなっています。また、利用する端末別に疲労度を比較すると、スマホが最も疲労度が高いと指摘されています。

疲労は、狭い視野で小さな画面を見続けるほど蓄積されやすいもの。そのため、なるべく大きな画面でオンライン学習に取り組めるように環境を整えてあげることが大切です。
そのため、スマホよりはタブレットやPCを利用するようにしましょう。スマホ等の画面を別ディスプレイに出力してあげるのもよいでしょう。ディスプレイがない場合でも、テレビにスマホ画面を投影することが可能なケースもあります。ただし、ケーブル等が別途必要なこと、またテレビによっては出力に対応していないものもあるため、予め利用可能かどうか確認しておきましょう。

意外と忘れがち! 画面の明るさ、高さを調節して

近年「スマホ老眼」という言葉も生まれているほど、スマホやタブレットの視力への影響は大きいものです。とはいえ、効果的な学習を進めるためには利用を止めることは現実的ではありません。そのため、いかに子どもの視力に負担の少ない設定にできるかが重要です。

特に注意したいのが、ディスプレイの明るさと画面の高さと角度。ディスプレイが明るいと、見た目にもきれいではありますが、目への負担は非常に大きくなってしまいます。

画面の高さと角度は、学習時の姿勢や目線に大きな影響を与えます。無理な姿勢で学習を進めることのないよう、スマホやタブレット用のスタンドを利用して、最も学習しやすい高さと角度で臨むようにしましょう。

休憩時間のアラートを忘れずに! 近くを20分見続けたら、遠くを20秒見る

近視は、近くのものを見続けることで進行してしまうものです。それを防ぐには、定期的に遠くを見ることが重要です。近くを20分見続けたら、遠くを20秒見ることを心がけましょう。

とはいえ、子どもは集中していると、時間の経過を忘れてしまうことも多いものです。そのため、タイマーを鳴らしたり、保護者からアラートを出してあげたりするようにしましょう。最近のタブレット教材では、設定した時間で休憩アラートを出してくれるものもあるため、活用するとよいでしょう。

学習のあとは、ストレッチや蒸しタオルで目を休め、リフレッシュすることも忘れずに。くれぐれも「終わった~!」という開放感のあまり、すぐにゲームやテレビに飛びつくことのないように気をつけましょう。さらに目を酷使することとなってしまいます。

まとめ & 実践 TIPS

オンライン学習は学習効果も高く、非常に有効なものです。とはいえ、視力への影響も無視できません。大切なのは、負担を最小限とするために環境を整えることと、正しく休憩すること。画面の大きさ、明るさ、高さに注意して、20分ごとに20秒目を休めることを心がけていきましょう。

出典
文部科学省「令和元年度 学校保健統計調査」
https://www.mext.go.jp/content/20200319-mxt_chousa01-20200319155353_1-3.pdf

オンライン学習、今後どう付き合う?疲れないための対策法も
https://benesse.jp/kyouiku/202006/20200622-1.html

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