定期テスト攻略にも活用できる! 計画倒れにならない学習計画の立て方のポイント紹介

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「よし、今回こそがんばるぞ」と、気合を入れて学習計画を立てたものの、スケジュール帳を開いたのは最初の2日くらいで、あとはそのまま……。そんな経験のある人もいるでしょう。

「あのとき、計画通りに勉強していれば今頃は……」そんな後悔をしないために、計画倒れになりにくい、学習計画の立て方のポイントを紹介します。

この記事のポイント

やりたい気持ちより無理なくできそうな範囲を大切に

学習計画を立てるときはたいてい「勉強しないとまずい」「もっと効率よく勉強したい」という欲求が強いものです。そういう状態のときに立てた計画は、やりたいこととやらなければならないことを目一杯詰め込んだ無理のある計画になりがち。計画倒れにつながりやすいので、一呼吸おいて余裕のあるスケジュールに直しましょう。

計画を立てる場合は、「これくらいなら無理なくできそう」な範囲にとどめるのがポイントです。計画通りに行かなかった場合にリカバーできる余白を持たせた計画作りを心がけましょう。その方が三日坊主知らずで、長続きする計画になります。

まずは1週間の学習計画を立てるところから始めよう

目標に対する計画立ては、年単位の目標から月単位、週単位と細分化していくのがセオリーですが、大きな目標から細分化していく作業は思っている以上に難しいものです。学習計画の作成に慣れないうちは、目に見えているやるべきことを消化する計画を1週間単位で作っていくのがいいでしょう。

目の前にある「やるべきこと・やらなければならないこと」を消化する計画を立て、進捗が目に見えるようにしてみてください。こうすることで、計画策定、実行、反省のサイクルに慣れることができます。このサイクルに慣れてくれば、目標から逆算して学習計画を立てることも楽になりますよ。

計画立てにおいて大切なこと

  • ・やるべきことを洗い出す
  • ・やるべきことの優先順位をつける
  • ・平日の計画と休日の計画は別にする
  • ・バッファを持たせる

定期テスト対策は2週間前から活動できるように計画立てを

定期テストのための学習は、テスト範囲が公開されているかどうかに関わらず、2週間は前から始めておきたいですね。

範囲がわかっていなくても、数学や英語に代表される積み上げタイプの教科の復習はできます。暗記が必要な教科も、記憶をしっかり定着させるなら早い段階から取り組んだほうがメリットは大きいです。

テスト範囲が出る前にある程度の準備をしておくと「テスト範囲が出たら、苦手がわかっている部分の復習を重点的にやる」といった方針が決まるので、範囲が出てから慌てなくてすみます。

まとめ & 実践 TIPS

「目標は大きく」とはいうものの、大きな目標を達成するための計画を目標から逆算して作成し、立案した計画通りに進めるのは、簡単そうで難しいものです。

最初は、やるべきことを計画通りにこなすところから始めて、自分のサボりくせやペースを把握しながら、スケジュール管理に慣れていきましょう。


出典:ベネッセ教育情報サイト 4つのステップで進める定期テスト攻略術!
URL https://benesse.jp/kyouiku/201506/20150618-9.html

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