差がつく!? 定期テスト前日の勉強法
中学生や高校生になると大変なのが定期テストです。テスト前日をどのように過ごしていますか?
一夜漬けをする人、翌日に備えて体調をととのえることに専念する人、さまざまかと思います。中間試験や期末試験といった定期テストは、前日の勉強で差がつくこともあります。できることなら1点でも多く点を取りたいですよね。
今回は効果的なテスト前日の勉強方法について3つの点からご紹介します。中学生や高校生のお子さまのいる保護者も、ぜひチェックしてみてください。
【勉強法1】一度解いた問題をテスト形式で解き直す
テスト前日は新しいことを勉強するよりも、それまでに勉強したところの復習をやる方が効果的です。一度解いたワークや問題集、プリント、過去問などを見直し、本当に理解できているか確認するために、もう一度解き直してみましょう。
その際、テスト形式で時間を計測しながら問題を解き直すとテストの予行演習にもなるためおすすめです。一度解けた問題も、そのときは偶然解けていただけだったということもあるため、可能であれば以前解けた問題も含めてすべて解き直すことが理想的です。
範囲が広くてすべて解き直すことが難しい場合は、最初に解いた際に間違えた部分を中心に、自分で「再テスト」してみるとよいでしょう。
【勉強法2】教科書の長文を読み直す
英語や古典などは前日にもう一度、テスト範囲の長文を頭から読み直しましょう。ストーリーが全部理解できるかどうか、わからない単語や熟語がないかどうかの最終チェックを行います。授業ノートと照らし合わせながら見直す方法も効果的でしょう。
また、社会の歴史科目も全体の流れを確認する場合に、こうした「読み込み」が役立ちます。
英語や古典などの科目では音読もおすすめです。視覚と聴覚の両方から英文や古文が頭に入るため、内容がインプットされやすくなります。読み方の確認も合わせて行っておきましょう。
【勉強法3】夜寝る前に暗記関係を見直す
英単語、古文単語、理科、社会の用語などで暗記が必要な部分は、夜寝る前に最終チェックをしましょう。寝る前は記憶に残りやすく効果的だと言われています。前日に新しいことを覚えてもなかなか頭に残らないため、復習を中心に行うよう心がけましょう。
【勉強法4】見直しノートを作る
勉強した中で解けなかったところや、なかなか暗記できなかったところを中心に、ノートやルーズリーフなどにコンパクトにまとめて「見直しノート」を作りましょう。
テスト直前になって問題集のすべての範囲やノートを見直す作業は大変です。しかし、この見直しノートを作っておけば、本番直前にも素早く効率的に最終チェックができます。
数学や理科の計算問題は必要に応じて図なども交えながら、自分なりにわかりやすい解説を作ります。
英語や古典では本文と訳を併記しておくなどするとよいでしょう。暗記が必要なところは色つきのシートで文字が消えるようにするなどしておくと、見直しやすくなります。
さらに、この見直しノートは、ノートを作る過程で再度復習できる効果もあります。ボリュームが多くなり過ぎないように注意しながら、積極的に活用しましょう。
コンディションを万全にととのえてテスト当日を迎えよう!
今回の記事では、テスト前日に行うと効果的な勉強方法について4つご紹介しました。
復習を中心に効率よい方法で勉強すれば、翌日の結果にも直結することが期待できます。
また、テスト前日は体調管理も大切です。前日にやるべき勉強をやったら消化のいいものを食べ、睡眠時間をたっぷり確保するようにしましょう。コンディションを万全にととのえてテスト本番に臨むようにしてみてください!
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