親の願いは「自己実現」と「良好な人間関係」
自立し、人間関係を大切にしながら自己実現してほしい
それでは、家庭では、子どもが将来どのようになってほしいと期待しているのでしょうか。回答者のかたには、あてはまるものをすべて選んでいただきました。
【図2 お子さまの進路や将来に対して、どのような期待をしていますか】
「経済的、人間的に自立してほしい」「やりたいことを見つけて、自己実現のできる仕事をしてほしい」「人間関係を大切にして、周囲と仲良く生きてほしい」という項目がそれぞれ75%以上となっています。
逆に、あまり期待していないと考えられる項目を見ていくと、「親の職業を継いでほしい」「好きな仕事とは違っても、早く定職について働き続けてほしい」「リーダー的な存在となり、社会で活躍してほしい」「一流企業に就職して、高収入を得てほしい」などがあります。
こうした親の考えや望みよりも、子ども自身のやりたいことや自己実現を重視する傾向は、回答者のかたの声からも聞かれました(カッコ内はお子さまの学齢)。
【図2 お子さまの進路や将来に対して、どのような期待をしていますか】
「経済的、人間的に自立してほしい」「やりたいことを見つけて、自己実現のできる仕事をしてほしい」「人間関係を大切にして、周囲と仲良く生きてほしい」という項目がそれぞれ75%以上となっています。
逆に、あまり期待していないと考えられる項目を見ていくと、「親の職業を継いでほしい」「好きな仕事とは違っても、早く定職について働き続けてほしい」「リーダー的な存在となり、社会で活躍してほしい」「一流企業に就職して、高収入を得てほしい」などがあります。
こうした親の考えや望みよりも、子ども自身のやりたいことや自己実現を重視する傾向は、回答者のかたの声からも聞かれました(カッコ内はお子さまの学齢)。
- ●うちの子は、将来どんな職業につきたいのか、まだ漠然として決まっていないようです。親としては、子どものうちに多くの体験をさせて、そのなかで興味をもったことを大切にして、将来につなげていってほしいと思います。リーダー的でなくても、社会貢献でなくても、ましてや一流企業でなくてもいいと思います。他人に流されることなく、常に自分と向き合って、悔いのない毎日を過ごしてくれたらいいなと思います。(小2)
- ●子どもの将来については希望もあります。しかし、親の希望を押しつけたりはせずに、子どものやりたいことができるようにするためには、どのように見守っていけばよいかを、夫婦で話し合っています。(高校生以上)