9割近い家庭で経験あり! 小学生以下の子どもだけの留守番
小学生くらいまでの子どもだけを家に残して外出するのは、子どもも保護者も不安が多い。それでも、仕事や急用、買い物などで、家をあけなければならない状況もあるだろう。ベネッセ教育情報サイトでは、年少~小学生の子どもを持つ保護者を対象に、「子どもだけのお留守番」事情についてのアンケートを行った。(アンケート期間:2013/11/20~2013/11/26 回答者数:1406名)
子どもだけで留守番をしたことがあるか伺ったところ、「ある」という回答が86.1%を占めました。33.1%が週に1回以上と、高い頻度で子どもだけで留守番をしています。理由としては、仕事や買い物が圧倒的多数を占め、その他にもPTAや自治会の集まり、法事、兄弟姉妹の送り迎えなどがあげられました。1回当たりの留守番の時間は3時間未満が85.3%と、比較的短時間ですんでいるようです。
図:お留守番は、1回につきだいたい何時間くらいのことが多いですか?
初めて子どもだけで留守番をさせた時期を伺ったところ、小1の割合が21.9%と最も高く、次いで小3の18.8%、小4の16.0%という結果でした。保護者の多くは、小学生になれば留守番を任せても大丈夫だろう、と判断しているようです。
一方で、子どもだけで留守番をすることに、保護者が「不安を感じている」という回答は、67.6%に上りました。それを反映してか、88.6%の保護者が子どもと留守番の際の約束事を決めています。
特に、留守中に発生する可能性が高い、電話や来客などへの対応については、「どんな場合も一切対応させない」など、トラブルが起きないようあらかじめルールを決めている保護者が多いようです。