1日10分! 英語スピーキング中級者向け勉強法は英文法フル活用で瞬発力を養う

英語スピーキングで「ゆっくり話されれば、まあまあ会話できる」という英語中級者のかた。次に目指すのは、“テンポのよい会話”、つまり瞬発力の向上です。

テンポよく相手に返答したり自分の話をしたりするには、今持っている英語表現をその場でどんどん変形させて使う練習をしましょう。“英文法の知識をフル活用する”ことがポイントになります。

この記事のポイント

基本の英語表現をリストアップしよう

準備として行うのは、自分が使いたい英語表現のリストアップです。30個程度の英文を書き出してください。

英文は教科書、参考書、辞書、表現集などから書き抜いてもいいですし、過去の会話で聞いたことがある表現から拾ってきても構いません。

選ぶべき英文の他の条件は、
 ● 主語と動詞がある現在時制の肯定文であること
 ● ことわざのような固定された表現ではないこと
などです。

名詞部分や時制を変えて言ってみよう

英文リストを用意できたら、まずは上から順番に音読してみましょう。読みにくい表現がある場合は、参考書等の音声データや読み上げアプリ等で発音をチェック。全体をスラスラ言えるようになるまで練習できたら準備完了です。

次に行うのは、主語などの名詞部分を変化させて読み上げていくこと。ここで、いちいち英文を書き直すことはしません。元の英文を見ながら、口頭で文を変えていく練習だからです。

(例)
 ● 元の英文の例
  ・I help her find her iPhone.
 ● 変化後の英文の例
  ・He helps her find her iPhone.

主語が変わると動詞の形も変わることが多いのが英語です。実際の会話でもさまざまな言葉が主語にきますので、動詞の変化に口を慣らしていきましょう。

さらに、時制も変えてみます。過去形、未来形、現在完了形、過去完了形、現在進行形、過去進行形……。苦手な時制があるなら、それを集中的に練習しても構いません。

動詞によっては進行形にすると不自然なものもありますが、とりあえず今は気にせず口を慣らすことに集中してください。

否定文や疑問文にしてみよう

次は、否定文や疑問文の練習へ。

be動詞の否定文、一般動詞の否定文、完了形の否定文、助動詞のある文の否定文など、とにかく全部否定に変えるのです。ついでにbe動詞の過去形の否定文、一般動詞の過去形の否定文などもやっていきましょう。

疑問文のうち疑問詞を使う場合は、次の例のように多様なバージョンを作れます。

(例)
● 元の英文
 ・He wants you to come with me to ABC university this weekend.
● 疑問詞を使って変化させた英文
 ・Who wants you to come to ABC university this weekend?
 ・What does he want you to do this weekend?
 ・Where does he want you to come to this weekend?
 ・When does he want you to come to ABC university?
 ・Why does he want you to come to ABC university this weekend?

主語や時制の変化と組み合わせて言っていくのもよいトレーニングになります。ただ、負担が大きくなりすぎないように気をつけましょう。

1日10分で各英文を1回は変化させたいので、はじめは「主語を変える」「時制を変える」などシンプルな変化に取り組んでみてください。

<英文変化のメニュー例・10分間どんどん進める>

 ● 元の英文を読む
 ● 英文の主語を全てHeにして読む
 ● 英文を全て現在時制の否定文にする
 ● 英文を全て過去時制にする
 ● 英文を全て過去時制の否定文にする
 ● 英文を全てYes/No疑問文にする

スラスラ言えるようになったら、別の英文セットを用意して挑戦してみましょう。

まとめ & 実践 TIPS

英語中級者が会話の瞬発力を高めるには、現在持っている文法の知識をフル活用して英文をどんどん変化させながら声に出す練習が効果的です。

1日10分で構いませんので、勉強や仕事の合間などにトレーニングを続けてみてください。

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