1日15分で劇的アップ! 社会人も使える「リスニング勉強法」はこれが正解

受験対策や英語の試験対策でリスニングの勉強法が分からずに「ただ聞いて解く」を繰り返していませんか?

「勉強の仕方が分からない」と言われるリスニングですが、実はリスニング力アップにつながる定番の勉強法があります。

TOEIC L&Rのスコア900保持者が、1日15分でできるリスニング勉強法を解説します。

この記事のポイント

聞き取った英単語を文字に起こす訓練「ディクテーション」

英語のトレーニングには、「ディクテーション」と呼ばれる方法があります。英語音声を聞いて書き起こす訓練で、英語上級者なら「ああ、アレね」と分かるくらい有名なものです。

ディクテーションでは、今まで聞き流していた部分も詳細に聞き取る必要があり、 “じっくり聞く”習慣が身につきます。また、音声変化(リンキング)も含めた音のパターンと使われている単語の組み合わせを目と耳で覚えることも可能です。

聞き取る姿勢を養いながら音のパターンを覚えていくため、リスニング力向上につながるのです。

一般的な教材としてはTOEIC向けリスニング問題、映画、ドラマ、動画がよく使われています。

ディクテーションに必要なものとおすすめ教材

ディクテーションに最低限必要なものは3つだけです。
 ● 紙とペン
 ● 英語音声(映像付きのほうが口元や文脈が見えて分かりやすい)
 ● スクリプト(音声原稿や正確に書き起こしたもの)

教材は音声とスクリプトが付いていて自分のレベルに合ったものであれば、何でも構いません。学校の教科書準拠のワークブック(本文と和訳が掲載されているもの)や英語試験のリスニング問題、ニュース動画などが手軽でしょう。

レベルチェックには英検の過去問題(リスニング問題)が便利です。各級の音声を聞き「何となく書き取れそうだ」と思った級に対応した教材を使ってみてください。

<英検過去問題とおすすめ教材対応表>

 ● 5級・4級→中学校の教科書
 ● 3級→高校受験対策教材
 ● 準2級→高校の教科書
 ● 2級→大学受験対策教材
 ● 準1級以上→一般的な洋画・海外ドラマ(早口でないもの)

1日15分! 3ステップで進めるリスニング勉強法

ディクテーションは段階的に進めると取り組みやすいでしょう。何も準備せずにいきなり書き起こそうとすると大変な労力になります。
たとえば、音読と組み合わせた以下のような勉強法がおすすめです。

<ステップ1:スクリプトの内容と音を確認する(準備段階)>

 ● スクリプトを読み、和訳と比べながら内容を理解する
 ● 音声を聞きながらスクリプトを目で追い、音と文字の対応を確認する

<ステップ2:音読で音を覚える>

 ● 音声を1文ずつ止めて、スクリプトを見ながら真似して発音する
 ● スラスラ言えるようになったら、音声を止めずに全体を通して音読する(5〜10回)

<ステップ3:ディクテーションを行う>

 ● 音声を1文ずつ止めて、聞こえてきた英文を紙に書き出す(7分間)
 ● 書き出した英文とスクリプトを比べて答え合わせをする(3分間)
 ● もう一度音声を聞き、間違えたところの音を確認する(5分間)

ステップ1を休日に、ステップ2とステップ3は「1日15分だけ!」と決めて取り組むと、他の勉強を圧迫せず続けやすくなりますよ。

まとめ & 実践 TIPS

今回ご紹介した15分のリスニング勉強法は、英語上級者の間で有名なディクテーションを中心として組み立てられています。

自分の英語レベルに合った教材を使って読解・音読も取り入れれば、ディクテーションの負担を軽減して続けやすくなりますよ。

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