高校受験英語 これだけは押さえるべき必須の不規則動詞変化一覧
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英語の文法で避けて通れない動詞の過去形。多くの一般動詞は末尾に“ed”を付ければ過去形になる「規則動詞」ですが、そう簡単にはいかない「不規則動詞」もあります。
不規則動詞の過去形は、1語ずつ覚えるのが基本ですが、中学英語で学習する不規則動詞は60語以上あるのが悩ましいところ。まずは、高校受験英語で絶対に外せない基本の不規則動詞から覚えましょう。
絶対間違えられない不規則動詞! be動詞や基本の動詞
絶対に覚える必要がある不規則動詞の筆頭は、be動詞です。現在形と過去形は主語が何かによっても形が変わるので要注意。もし覚えていないものがあったら、今すぐに暗記しましょう。
<be動詞の変化>
● 原型:be (例)He will be a teacher.
● 現在形:is・am・are (例)He is a teacher.
● 過去形:was・were (例)He was a teacher.
● 過去分詞形:been (例)He has been a teacher for two years.
こうした動詞の変化は、文の中で使われることを意識すると実際に問題で見たときに「これは○○の過去形だ」と気づきやすくなります。
では、残りの基本的な動詞も覚えていきましょう。
<基本の不規則変化動詞一覧>(原型/過去形/過去分詞形)
● become / became / become
● come / came / come
● go / went / gone
● have / had / had
● make / made / made
● say / said / said
● tell / told / told
● get / got / gotten・got
● know / knew / known
● take / took / taken
日常生活によく使われる動詞と感覚を表す動詞
次に覚える不規則動詞は、日常生活で使われたり感覚を表現したりするもの。意味を理解しやすいので覚えやすく、入試でもよく登場します。
<日常生活に関わる動詞>
● begin / began / begun
● find / found / found
● sit / sat / sat
● meet / met / met
● eat / ate / eaten
● choose / chose / chosen
● give / gave / given
● write / wrote / written
● keep / kept / kept
● lose / lost / lost
● sleep / slept / slept
● send / sent / sent
● spend / spent / spent
● read / read /read
<感覚を表す動詞>
● feel / felt / felt
● hear / heard / heard
● see / saw / seen
なお、readについては全て同じスペルとなっているが発音が異なるので注意してください。原型や現在形は「りード」と発音するが過去形と過去分詞形は「れっド」と発音します(ひらがなのラ行は、ここではRの音を表す)。
ややこしい“-ght”系はまとめて覚える
不規則動詞の暗記をしていて混乱しやすいのは、過去形や過去分詞形で語尾が“-ght”になるタイプ。スペルが皆同じように見えてしまうため、ケアレスミスも起きやすくなります。
そこで、-ght系の不規則動詞はまとめて覚えてしまうのがおすすめです。覚える時は、-ghtの直前の2~3文字に注目しましょう。
<-ght系の不規則動詞>
● buy / bought / bought
● bring / brought / brought
● catch / caught / caught
● teach / taught / taught
● think / thought / thought
まとめ & 実践 TIPS
不規則動詞と聞くと、教科書や参考書の巻末にずらりと並んだものを思い出し「覚えなきゃ……」という焦りを感じるかもしれません。しかし、自分にとって覚えやすいものから少しずつ取り組めば、思ったより簡単に覚えられるでしょう。
今回とりあげた不規則動詞は約30個。これらを覚えていれば、すでに中学レベルの不規則動詞は半分をクリアしたことになります。
暗記がなかなか進まない受験生は、ぜひ今回紹介した動詞から順番に覚えてみてください。
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