新学習指導要領で中学校英語「話すこと」が変わる! 「やり取り」と「発表」のポイントは?

2021年度から中学校で新学習指導要領が実施されます。英語は国際的基準であるCEFRをもとに検討され、「やり取り」と「発表」の2領域に分けて目標が設定されました。

英語での「やり取り」と「発表」では、一体何ができればよいのでしょうか。学習のポイントとともにお伝えします。

この記事のポイント

外国語編の新学習指導要領解説に登場するCEFRとは?

中学校英語の新学習指導要領では、聞く・読む・話す・書くの4技能を総合的に高めるための改訂が行われました。具体的な目標はCEFR(セファール)をもとに検討されています。

CEFRとは、「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれる語学力の国際基準です。A1からC2まで6段階あり、最も低いA1は英検3級までのレベル。友達の紹介や持ち物など「よく使われる日常的表現と基本的な言い回し」を理解して使えるレベルです。

大まかに考えると、中学英語ではA1のクリアが目標となります。

話すこと[やり取り]の3つの目標 ポイントは即興の会話

「話すこと」の1つ、「やり取り」の目標は以下の3つです。

<話すこと[やり取り]の目標>

●関心のある事柄:簡単な語句や文を用いて即興で伝え合う
●日常的な話題:事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いて伝えたり、相手からの質問に答えたりする
●社会的な話題:考えたことや感じたこと、その理由などを、簡単な語句や文を用いて述べ合う

テンポ良く会話できるようになるには、「自分なら何を言いたいか」を意識して英語表現をアレンジすることがポイント。思いついたら、実際に声に出す練習も大切です。

3つめの目標にある社会的な話題に対応するには、ニュース取り上げられる出来事が英語でどう表現できるのかを調べておくとよいでしょう。

話すこと[発表]の3つの目標と[やり取り]との違い

「話すこと」のもう1つの領域「発表」でも、「やり取り」と同じように即興で自分の考えを伝えることが目標になります。

<話すこと[発表]の目標>

●関心のある事柄:簡単な語句や文を用いて即興で話す
●日常的な話題:事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いてまとまりのある内容を話す
●社会的な話題:考えたことや感じたこと、その理由などを簡単な語句や文を用いて話す

「発表」と「やり取り」の大きな違いは、相手の質問にテンポ良く答える必要があるのか、自分の意見をまとまりのある内容として話すことが重要なのかという点にあります。

「発表」では、単に自分の意見を述べるだけでなく、「なぜそう思うのか」「どのような事例やデータがあるのか」などを意識して話さなければなりません。

まとめ & 実践 TIPS

英語の「話すこと」の2領域「やり取り」と「発表」には、それぞれ異なるポイントがあります。

「やり取り」では、学習した表現をアレンジして実際にその場で声に出す練習が大切。「発表」では、自分の考えの理由や根拠となる事例などを提示できるようになりましょう。

まずは「自分は何を伝えたいのか」「なぜそう思うのか」「どのような事例があるのか」を意識することから始めてみてください。


出典:
各資格・検定試験とCEFRとの対照表|文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf

中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編|文部科学省
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387018_010.pdf

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