「進研ゼミ」会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字®」 2024年、子どもたちの心に残ったことは?

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※写真はイメージです

2024年もさまざまな出来事がありました。子どもたちにとっては、どのような一年だったのでしょうか?

「進研ゼミ小学講座・中学講座」は、公益財団法人 日本漢字能力検定協会が主催する「今年の漢字®」の一環で、小学生・中学生それぞれが選ぶ「今年の漢字®」を全国の会員から募集しました。12月13日に発表された結果を見ていきましょう。

【募集期間:2024年11月7日~12月2日 応募総数:66,745件(中学生:10,751件、小学生:55,994件)】

【中学生】社会の変化に関する声が多数

中学生が選ぶ「今年の漢字®」トップ10

中学生の投票で1位に選ばれたのは《》。日本では石破 茂氏が首相に就任、アメリカでもドナルド・トランプ氏が次期大統領に選出されるなど政治に関する「新」のニュースがあったほか、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が新記録として「50-50」を達成したことや、新紙幣の発行なども投票理由として挙がりました。

3位の《》、5位の《》、9位の《》なども、それぞれ同様の理由からランクインしています。

【小学生】日常の生活に関する漢字がランクイン

小学生が選ぶ「今年の漢字®」トップ10

小学生の投票で1位となったのは《》。「コロナがおさまって、いろいろな行事を楽しめたから」など、学校や家庭での生活の様子、そして子どもたちの率直な気持ちがうかがえる選出となりました。

2位に選ばれたのは、中学生の投票でも4位にランクインした《》。国際的スポーツ大会で日本人選手が多くの金メダルを獲得したことや、「政治とカネ」に関するニュースのほか、物価高・歴史的な円安進行など、生活に関わる「金」の動きが、大人のみならず、子どもからも大きな関心を集めた様子が見てとれます。

これらの結果について、「今年の漢字®」を主催する公益財団法人 日本漢字能力検定協会の理事長・山崎信夫氏は「心に刻まれた出来事から一字を選ぶ様子が目に浮かびました。また学年が上がるにつれて、理由として複数の出来事が挙げられていたり、使われている語彙が難しいものになったりと、世の中を広く見渡す目や伝えたいことを表現する漢字・語彙(ごい)力が着実に養われている様子を見て取ることができ、とても頼もしく感じました」と、感想を語りました。

選ばれた漢字とその理由からは、子どもたちの素直な気持ちや視点がうかがえます。年末、このランキングを参考に、自分の今年一年を表す漢字を考えてみてはいかがでしょうか?

「進研ゼミ」会員の小学生・中学生それぞれが選んだ漢字のトップ10は、各画像内で詳細を紹介しています。

※「今年の漢字®」は、公益財団法人 日本漢字能力検定協会の商標登録です。

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