眠気やダルさに「喝!」集中力アゲアゲのコツとは?
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秋を過ぎると、文化祭などの行事も落ち着いてきますよね。
お子さまも、慣れが出てくるのではないでしょうか。
そんな11月ごろ、慣れとセットで発生しがちなのがダルダルの中だるみ。
定期テスト対策や宿題は「やらないとヤバイ」ということは理解しつつも、なかなかサクッと取りかかれていないことも多いのでは。
「勉強やらなきゃ……。でも眠いな~」、「やる気はあるんだよ……。でもダルいな~」こんなときに、うまくお子さまの背中を押す方法をアドバイスしていきます!
(勉強法アドバイザー 七海)
この記事のポイント
顔を洗って出直しだ!
眠気やダルさには、物理的な攻撃(?)が効果的。
単純ではありますが、シャワーを浴びたり、顔を洗ったりすると気分転換になりますよね。
「顔を洗うとスッキリするよ」、「新しい洗顔料買ったんだけど、すごくいいよ。ツルツルになるから試してみて!」などと声をかけてみてください。
また、体を軽く動かすのもオススメです。
「疲れたときは、ストレッチするといいよ」と言ってみたり、「一緒にやろう」と軽い運動に誘ってみたりするのもいいかもしれませんね。
一回タイムでティータイム★
休憩やごほうびといった回復魔法があると、がんばれることも多いですよね。
お子さまが勉強を進められるように、好きなおやつを用意しておいてあげるのも一つの手。
たとえば、小さなドーナツを3つ用意して、「25分勉強シタラ、5分休憩セヨ。休憩1回ニツキ、ドーナツ1ツ食ベテヨシトスル。」といったメモと共に置いておくのはどうでしょうか。
勉強をやりきる前に食べてしまったり、足りないからとおかわりを要求されたりすることもあるかもしれません。
そんなときは、「ちょっとお腹がすいているほうが、集中力が高まるらしいよ」、「本日分は完売になります」と笑顔で対応できるといいですね。
やりやすいことから始めてみれば?
ダルい状態から、何とか身体的に持ち直して机についたとしましょう。
いきなりニガテな教科の難問に取り組むのは、気持ち的になかなかハードですよね。
まずは好きな教科や、取り組みやすいことから始めるようにアドバイスしてみてください。
手を動かしたり、取り組みやすいことをサクサク進めたりすることで、やる気と集中力がアップしていきます。
英語や国語の教科書の音読、簡単な計算問題から始めるのもオススメですよ。
まとめ & 実践 TIPS
「眠い・ダルい」からの「後でいいや」というコンビネーションパンチは、誰しも使った経験があると思います。
わかっちゃいるけど始められないのが、悲しいところですよね。
お子さまがこんな状態のとき、「早く勉強しなさい!」と怒鳴ったところで、お互いのライフの削り合いにしかならないことも……。
上手に気持ちを上げて、取りかかるコツを教えてあげることで、ゆくゆくはお子さまご自身でエンジンをかけられるようになるといいですね。
七海あかり
アドバイザー歴3年
自分自身が勉強や進路選択で嫌というほど悩んだ経験があり、同じように悩んでいる子供たちの参考になれば……と思いアドバイザーになりました。簡潔に、わかりやすく伝えることを目指しています。
座右の銘:死ぬこと以外かすり傷
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