夏休み直前!自信をもって9月を迎えるための学習計画、どう立てる?

もうすぐ夏休みです。まとまった時間がとれる夏休みを有効に活用して、お子さまには、学習の苦手克服や、理解が不十分なところの復習をしっかりしてほしいですよね。
夏休みは、長いようですが、ただ、何となく過ごしてしまうと、あっという間に終わってしまいます。お子さまが、自信を持って2学期を迎えられるようにするためには、どのように学習計画を立てるとよいでしょうか。

(赤ペン先生 吉田)

この記事のポイント

1.「どんな夏休みにしたいか」お子さまに問いかけてみる

せっかくの夏休みなのに、放っておくと、子どもはダラダラ過ごしてしまいそう……と心配されている保護者のかたは多いかもしれません。

でも、保護者のかたの気持ちばかりが先走っても、お子さまの気持ちが伴わなければ、なかなか実行には移せません。
まずは、夏休みを前にして、お子さまと一緒に夏休みの過ごし方について考える時間を設けてみてはいかがでしょう。
保護者のかたに言われるからするのでなく、「自ら考えて行動する」ことに意味があります。

「どんな夏休みにしたいか」と問いかけられたら、おそらく、夏休みが始まる前は、「宿題を早く済ませていっぱい遊びたい!」と考えるお子さまは多いのではないでしょうか。

私も毎年、「今年こそは、早く宿題を終わらせて、あとは好きなことをする!」と思っていましたが、実際には、なかなかそのとおりにはいかないものです。

でも、夏休み前のその意欲は、大いにほめてあげたいし、その気持ちを利用しない手はありません。
理想に燃えたお子さまに、学習面では、どんなことをしたいか尋ねてみるのもよいでしょう。

お子さまの口から、「苦手なところを復習する」といった言葉が出てきたらすばらしいですが、出てこない場合は、「勉強で不安なところはない? この夏休みにわかるようにしておくのはどうかな。すっきりするよ!」など、少しばかり学習面へのアドバイスをして、お子さまを《その気にさせる》のはいかがでしょうか。

2.苦手・つまずきに自分で気付かせる

お子さまが、自分の苦手な単元や学習で不安なところを把握できていればよいですが、「どこがわからないか、わからない状態」ということもあると思います。

そんな場合は、まず、1学期のテストやプリント類を整理しながら、お子さま自身に《気付かせる》ことから始めましょう。

お子さまだけでは、難しいようでしたら、保護者のかたが、アドバイザーとしてサポートしてあげてください。
あくまでも、お子さま主導で進めさせることがポイントです。

保護者のかたは「難しいことをがんばっているね!」「ここはよくできているね!」などと労ってあげてください。
そして「ここは、惜しかったね。ちょっと復習するとできるようになるよ」「ここは、前の学年で習ったことをもう一度確認しておくと、わかるようになるよ」と、お子さまが、「これならできそうだ!」と思えるような声かけをしながら、理解が不十分なところに気付かせるようにします。

やらされるのではなく、お子さま自身が、「わかるようにしておこう! 覚えておこう!」という気持ちになることが、実行への第一歩です。

3.計画の立て方

夏休みといえば、宿題がありますので、まず、やらなければならないことの全体を把握して、計画を立てましょう。

可視化するために、全部書き出してみるとよいと思います。それに、苦手なところ、つまずいているところの復習を組み込みます。お子さまと相談しながら、何日間で取り組むかを決めて、負担にならない程度に割り当てます。

夏休みの宿題には、ドリルやプリントなど、1学期の学習内容が理解できているかどうかを確認するものもあるので、それらには、夏休みの最初に取り組むようにしましょう。

宿題をしながら、苦手なところの復習ができるので、一石二鳥です。
わからないところがあれば、その都度、教科書に戻って確認し、時間に余裕があれば、基本的な問題に取り組むなどして、基礎固めができるとよいですね。
その際は、「1日ドリル2ページ」などと具体的に設定すると、やり終えるたびに、達成感も得られます。

ここでの留意点は、「次は、応用問題も!」などと欲張りすぎないことです。
基礎が理解できていれば、徐々に応用力もついていくので、「基本を理解すること」をゴールにするとよいと思います。
「わかった」「できた」という良い印象で終わらせることが、2学期以降のやる気と自信につながります。

また、計画を立てても、そのとおりに進まないことは往々にしてあります。
うまくいかない場合は、取り組む分量や時間帯を見直して、実行しやすい計画に変更しましょう。あらかじめ、予備日を設けて、ゆとりのある計画にしておくと融通がききますよ。

まとめ & 実践 TIPS

お子さまにとって夏休みは、「やるべきこと」をするだけではなく、普段はなかなかできない「やりたいこと」ができる貴重な期間でもあります。
お子さまが、いきいきと目を輝かせる経験こそが、自信を持って、前向きに、2学期からの学習に取り組める底力になるのだと思います。
保護者のかたは、お子さまの意思を尊重しながら、お子さまの《やりたい気持ち》を刺激するようなサポートができるとよいですね。

吉田かさね

吉田かさね

「赤ペン先生」歴26年。3年生担当
高校生のとき、「進研ゼミ」を受講していて、「赤ペン先生」の文字の美しさ、丁寧さ、優しさにふれ、自分もこんなふうにできたらよいなと思い、「赤ペン」の道へ。日々「『赤ペン』って楽しい!」「次もがんばろう!」と思えるような声かけ・指導を心がけている。
また、続けることで、力がついたと実感でき、自信を持ってもらえることが一番の励み。
趣味:読書・舞台鑑賞
自己紹介:ケセラセラ(なるようになる!)
1男1女の母。

プロフィール

赤ペン先生

赤ペン先生は「進研ゼミ」の選考に合格し、ゼミ独自の研修・教育を通じて、教科の学習内容やお子さまの力を伸ばす指導法などを学んだ人です。 お子さま一人ひとりの解答状況や学習の到達度に合わせて、丁寧に添削・指導いたします。 ※「赤ペン先生」は(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。

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